22歳 男
身長は176cmほど。黒髪でやや短髪。
幼いころに両親を亡くし、高校卒業までは妹と共に親戚の下で育つ。
高校卒業後は大学に進学し、妹と二人で暮らすことになるが、日本政府が発表した「エレマ・エネルギー再生案」によるエレマ隊募集に応募。妹を養うため、大学を中退し、エレマ隊に入隊。エレマ体適正検査の結果、エレマ隊創設後2人目となる「フルタイプ」型の適合者となる。
しかし異世界アレットへの転送中、原因不明の事故によりワームホールに巻き込まれ遭難。
命に別状は無いものの、装着していたエレマ体は全く機能せず。更には自身の姿は白髪で藍色の眼をした、見た目が11歳ぐらいの少年となってしまう。
魔族シュクルとの戦闘の際には白金のエレマを覚醒させたことにより撃破。
地球で帰りを待つ妹の為、日々帰る方法を探る。
17歳 女
身長は162cmほど。黒髪のショートロングを後ろで纏めた純真無垢な女子高生。
架間空宙の妹であり、空宙と同じく幼い頃に両親を亡くし、空宙が高校を卒業するまでは親戚の下で育つ。
大学とアルバイトの両立に努める空宙の帰りを日々晩御飯を作りながら待つような、とっても家庭的で良い子。
しかし、空宙が死亡したことを理由に家に押し掛けてきたエレマ隊本部関係者によりエレマ隊本部へと強制連行される。
大事な家族を失ったショックによる絶食で倒れ、一時は命が危ない状況となる。
一命を取り留めた後は医療スタッフによる監視の下、別室にて経過観察を受けることに。その後はエレマ隊総隊長である井後義紀の励ましにより、空宙の帰りを再び願うようになる。
シェーメ・オーロ
18歳 女
身長は165cmほど。栗色のふわふわしたセミロングヘアを両肩前に掛け、黄金に輝く瞳が特徴的な少女。
レグノ王国領辺境伯シェーメ家の一人娘として育てられ、辺境伯爵であり王国随一の召喚士として名を馳せていた父に幼い頃から強い憧れを抱いていた。
オーロ自身も実力のある召喚士として成長し、現在はレグノ王国軍召喚士部隊部隊長を務める。
人族の中で唯一、マナを消費する者から外れた存在。
無尽蔵にマナを生成することができ、その能力を使って使役する四体の召喚獣たちと共に戦場を駆け回る。更には黄金の瞳によって全ての生物の体内に存在するマナの流れを視認することができ、人族に化けたエセク達を見破ることもできる。
24歳 女
身長は170cmほど。黒髪ロングヘアでスレンダーな体型をしており、キリっとした目が特徴的。
戦闘体エレマ開発の最大出資財閥「左雲家」の長女。
幼い頃からの英才教育と、高い身体能力を買われ、自らもエレマ隊への出向を命ぜられる。自身の生まれを誇りに持ち、長年日本の経済基盤を支え続けてきた父を常日頃として尊敬している。
魔法士タイプのエレマ体適合者であり、エレマ隊特待枠「五将」の一角を担う。
性格はとても真面目であり、現場では井後の代わりに他の「五将」たちの統制を取る。
ツェデック・ザフィロ
20歳 女
身長は158cmほど。縦長の瞳孔を持つ青い眼が特徴的。
レグノ王国軍軍事支援最大貴族「ツェデック家」の御令嬢。
人並外れた魔力量を持って生まれ、天賦の才能もあり幾多の魔術を幼い頃に全て修得する。王立魔術学院を卒業後は魔術学を専門とし王国軍魔法士部隊研究所に所属。王国軍の強化に貢献しながら自身も魔術の研究に励み、王国で代々神話として伝えられる魔術の極み「深淵」を求め続けている。
とにかく魔術のことにしか興味がなく、大貴族という生まれに関わらず舞踏会や晩餐会といった表舞台には一切顔を出さないことで有名。更には実家から常々勧められる他貴族との見合いを全て無視。自身の研究所に籠っては魔術の研究に没頭するような女。
三度の飯より魔術研究。
魔術の為なら他人の身の安全など二の次三の次といった狂気的な一面もある。
22歳 男
身長は空宙とほぼ同じ176cmほど。白髪ウルフカットに鋭い目つきが特徴。
出生は不明だが、エレマ隊総隊長である井後義紀に直接スカウトされてエレマ隊に入隊した経歴を持つ。
盾士タイプのエレマ体適合者であり、エレマ体特待枠「五将」の一角を担う。
性格は荒々しいもので、常に警戒心が強く、基本的に他人の言う事は一切聞かない。だが、自身をエレマ隊にスカウトした井後だけの指示は素直に聞く。
ケセフ・ルーナ
年齢不明 女 獣人族
身長はレグノ王国軍各部隊長の中で一番低く、153cmほど。灰色の長髪にシルバーの色をした眼が特徴的。
13年前に始まった魔族侵攻の際に故郷である獣人国を滅ぼされ、同族に抱えられ逃走している際に魔族に追われるが、間一髪の所で王国軍に助けられた獣人族の少女。
王国軍に保護された後は人里によって仮住まいを受け、暫くして王国軍に入隊。盾士としての才能を開花し、王国軍盾士部隊部隊長に任命された。
気性は荒く、同じ部隊の部下達からは常に怖がられているが、仲間想いの一面もあり、戦闘では頼られることも。
23歳 男
身長は187cmほど。茶髪に爽やかな顔が特徴的。
甘い笑顔と圧倒的なプロポーションを武器にエレマ隊公認の広告モデルを務め、自身もエレマ隊員として活躍する。
性格は軽佻浮薄けいちょうふはくで、とにかく女遊びが大好き。
常日頃から基地内で女性隊員を見かければナンパを繰り返し、夜な夜な娯楽施設を行ったり来たりしている。
しかし、実家が剣道を営む道場であり、父親が道場の師範代で幼少期から鍛錬をしていただけ剣術の実力は本物。
ショスタ・ペーラ
20歳 女
身長は173cmほど。赤髪のロングヘアが特徴。
王国軍戦士部隊元部隊長である父をもつ騎士家の長女。体格に恵まれ、幼い頃から父の訓練を受け続けてきた事で男性騎士相手でも諸共しない剣技の実力を持つ。真っ直ぐな人を好み、とにかく真面目。早朝の鍛錬はかかさず、戦士部隊の新人教育にも努め、現剣士部隊副隊長として部隊長であるローミッドを支える。
23歳 男
身長は185cmほど。ステンドグラスを掛け、薄い青色の髪が特徴の青年。
幼少期からピアニストとして育てられ、ジュニア期から様々な大会にて優勝。ついには世界的に有名なコンテストにてグランプリを獲るほどまでに。しかしある日を境に突然引退を発表。以降、表舞台に姿を見せることは無くなったが、軍のスカウトを受けエレマ隊に入隊。
治癒士タイプのエレマ体適合者であり、エレマ体特待枠「五将」の一角を担う。
性格は冷静沈着だが、他人の為に何かをするという事を嫌い、何かあっても基本的には自分から積極的に動くことはない。
カスピーツ・メルクーリオ
23歳 女
身長は170cmほど。青く透き通ったロングヘアに純白な肌をした絶世の美女。
レグノ王国領最大商業都市であり、通称水の都とも呼ばれる「リーハ・マイン」の出身。現治癒士部隊部隊長である彼女は別名「青髪の聖女」と称され、他の治癒士と違い、自身の”歌声”にマナを乗せ、喉を媒介として治癒術を行う力を持つ。
その力は奇跡とも言われ、どのような治癒術よりも効果は絶大で、重い病を抱える者でもその歌声を聴けばたちまちに快復したと言われるほど。
性格は温厚。困った人を見かけたらすぐに手を差し伸べるほど人が良いが、故に他人からの頼みを断ることが出来ず、自身の身体を酷使することが多い。
38歳 男
身長は185cmほど。筋骨隆々。黒髪短髪の渋おじ。
エレマ隊総隊長を務め、部下の荒川と共に日本政府とレグノ王国の国交を受け持つ。過去に行われた【フルタイプ型エレマ体の人工実験】の際に起きた不慮の事故により最愛の妻を失う。一時はそのショックにより総隊長を辞職しようとするが、妻のことを諦めることが出来ず、信頼できる部下に捜索依頼を願い出る。アレットにて唯一見つかった結婚記念日のプレゼントの中に挟まれていた妻からの手紙に一抹の望みをかけ、再び総隊長として、妻の捜索を続けつつエレマ隊全体の指揮を執る。
ローミッド・アハヴァン・ゲシュテイン
32歳 男
身長は183cmほど。ブロンズ髪のオールバックに少し生やした顎ひげが特徴的。
レグノ王国軍剣士部隊部隊長を務め、王国軍随一の技の使い手として名を馳せる。
ペーラが入隊した頃から彼女の事を手塩にかけ育て上げ、師弟のような関係を築く。
性格は超がつくほどの真面目。思慮深く、誰に対しても敬意を表し、戦場では常に部下の命を最優先に動く。
レム王
60歳 男
レグノ王国の現国王。配下であるユスティと共にレグノ王国領の統治を行う。
13年前の次元転移魔法発動の際に起きた事故により最愛の娘を失う。
性格は温厚。誰よりも国民を愛し、常に平和と繁栄を願っている。
ユスティ
48歳 男
レグノ王国の現国王であるレム王の直属の部下。
13年前の次元転移魔法発動の際、王の右腕として日本国に交渉へと渡る。
内政外政ともにサポート役として奔走し、レム王を支える。
普段は冷静だが、根は熱血漢で仁義を重んじる。
ゲーデュ
年齢不詳 性別不詳 魔族
ワインレッドのシルクハットに全身黒基調のスーツを着た魔族。血の気が全くないほど異常に白い肌にコケた頬。縦長に切れる両眼が特徴的。
魔族側の使いとして暗躍する。
ダアト
年齢不詳 女
モノクロツートンカラーの長髪を靡かせた、全身白銀に輝く女性。
空宙が白金のエレマ体を覚醒させた際にその姿を現した。
自身を”11のセフィラにて創造と破滅を司る者”と称し、魔族シュクルとの戦闘において空宙を助けた。