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昭和の皿

私はさらだ。

昭和の皿である。

夫婦喧嘩の真っ最中のようだ。



宙を舞った皿 『粉々だ、君たちはどうだ?』

こたつに乗ってた皿① 『私は無事です!』

こたつに乗ってた皿② 『僕はダメでした、後は頼む・・・』


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夫婦喧嘩で、実の父親はよく物にあたってました。


窓ガラスに向かって投げられる皿・・・。

ちゃぶ台返しならぬ、こたつ返しで割れる食器たち・・・。


当時は昭和だったし、子供だった私は泣くことしかできず、我慢するしかなかったと思います。

今思うと、父親から殴られるなどの大きな暴力はなかったので、食器たちが私の身代わりになって、父親のストレスの餌食になってくれてたのかもと思いました。


こういった経験から、カッとなった時に、犯罪にならないようなストレス発散を心がけることは大切だなと思いました。

お皿を割るのは掃除が大変なので、割りばしを2つに折りつづけるとか、おきあがりこぼしを永遠殴るとか、その人に合う方法が見つかるといいなと思います。

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