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第一章あらすじ・登場人物紹介

【あらすじ】

 ある日、黄金弁財天美術館から世界最大のエメラルド「貴婦人の涙」が盗まれた。

 一週間たっても犯人が見つからず、館長・おおたけひろしあずまに泣きつく。


【登場人物紹介】

・東としゆき

 ・生年月日:1997年7月4日

 ・身長:171cm

 ・好きな食べ物:もやし、鶏むね肉

 ・嫌いな食べ物:特になし


 今作品の主人公。二十五歳。黒髪短髪で手入れはされていない。

 全身黄色のジャージが目印。

 とにかく金を愛し、金を貯めることに生きがいを感じている。

 貯金のために生活は最低限まで節約するが、一事件の探偵料は1000万を下回ることはまれである。

 ただし、正義感が強く、犯罪を嫌悪し犯罪者を軽蔑している。事件解決のためには金を惜しまず、賄賂も多用する。

 「ッス」言葉を用い、基本的に誰にでもフランクに対応する。



・大竹博

 ・生年月日:1943年5月1日

 ・身長:166cm

 ・好きな食べ物:焼き芋

 ・嫌いな食べ物:ハンバーガー


 黄金弁才天美術館の二代目館長。七十九歳。

 美術品集めが趣味であり、財閥の要人だった初代館長の父親から相続した遺産の多くを高級絵画や宝石に使っている。



・大竹たかし

 ・生年月日1981年12月20日

 ・身長:176cm

 ・好きな食べ物:肉じゃが

 ・嫌いな食べ物:特になし


 大竹博の一人息子。四十一歳。

 彼自身もまた、美術館の職員として働いている。

 独身であり、博からよく「いい加減結婚しろ」などと言われる。



みずぬまゆう

 ・生年月日:1985年10月18日

 ・身長:178cm

 ・好きな食べ物:ホットコーヒー、カレーライス

 ・嫌いな食べ物:シナモンシュガー


 警視庁黄金署捜査三課課長。階級は警視。三十七歳。黒髪短髪で天然パーマ気味。

 若くして警視及び捜査三課の課長になった逸材。射撃の腕は特に高く、機動隊から声がかかったこともある。

 着任当初は捜査一課所属であり、本編開始七年前に、とある殺人事件の現場で東と出会っている。

 以来、東は水沼を「みっちゃん」と呼び、腐れ縁が続いている。

 実は妻帯者であり、八歳の息子がいる。

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