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お読みくださりありがとうございます。

オークションがテーマとなっていますこの作品ですが、異世界オークションで、そのものズバリ、ファンタジー、虚構となっています。

ただ、少しばかり現実社会のオークション用語などを使用しておりますので、登場人物の紹介も兼ねて、その解説などを載せておきます。


【ザルダーズ】

異世界オークションを運営している会社名。とても有名な会社。オークションは月に一回、開催される。

参加者の匿名性の確かさと、スタッフの口の堅さをウリにしている。

貴人を相手にしたオークションなので、厳しいルールの上で運営されている。


――ザルダーズのスタッフたち――

◆ザルダーズオーナー(オーナー)


◆ベテランオークショニア(ベテラン)

ザルダーズオークションのトリを務めるベテランオークショニア。


◆若手オークショニア(ワカテ)

ザルダーズオークションの若手オークショニア。まだまだ修行中の身で、前座担当。


◆ガベル

『黄金に輝く麗しの女神』様がとても気になるみたい。

ちょっとツンデレ?


◆サウンドブロック

ガベルの相棒。冷たくされればされるほど燃え上がる……らしい。


――オークションの参加者たち――

◆『黄金に輝く麗しの女神』女神様

オークション参加者。


◆『黄金に輝く美青年』金髪の若者

オークション参加者。


――オークションの出品物――

『ストーンブック』

ただの本の石彫。用途不明の古代遺品。

『虹色に輝く羽根』

ただの綺麗な羽根。


――オークション用語――

※実際に使用されております。


【オークションハウス】

美術品や収集品などの資産の売買を容易にするビジネス施設。


【オークショニア】

競売人。オークションを仕切って、落札者を決める仕事。オークションの司会進行役。ただオークションの司会をするだけでなく、出品物を集めたり、出品物のチェック、参加者を集めたり、出品目録を作成したり、運営に関する色々なことをしている模様。いわゆる交渉人。営業職。(会社によって違うかも)

海外では資格が必要で、出品物にかんする専門知識や歴史、経済、法律などの知識が必要らしい。



【パドル】

入札札にゅうさつふだ。入札に必要な札。参加証。それぞれ番号がふられており、その番号で落札者が誰かを管理する。これがないとオークションには参加できない。他人に譲渡するのも不可。

オークション参加者購入希望者が札を挙げて、購入意思を表示する。オークションによっては、札が挙がっている間は価格が上がっていき、競り合いから降りるときに札を下げるというタイプも。

どちらも最後に札を挙げている人が落札者。

(ザルダーズでは、金額宣言するときに、札を挙げて落札意思がなくなるまで挙げ続けるというルール)



それでは本編をお楽しみください。


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