プロローグから第21話まで一気に拝読しました。
主人公である杏樹は、珍しくあまり読者に共感できないような感性や感覚を持っています。それ自体がかなり珍しいですが、自分はそれが面白いと思って読み進められました。
また、杏樹の周りに居る人間が割とまとも寄りな思考なのも、いかに杏樹が異常な存在であるかを際立たせていると思います。
ミステリーの中でもサスペンスということで、本格的な推理ではなく、戦闘描写や展開に重きを置いているのだなと感じました。普段からあまりミステリーの作品を見ない人でも、楽に面白く分かりやすく読める作品です。
キャラ同士の会話が少し少ないように感じたのと、行間を1行だけ空けるだけでもっとweb小説として見やすくなると個人として思いました。
面白い作品なので、これからも読み進めていきたいと思います!😊