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第20話

20 サラダ完成と下ごしらえ



そういえば

冷水にずっと卵を当てていたのを忘れていた。

水道の蛇口を捻って水を止めて

片手鍋の中の水分を卵が落ちないように手を添えて流す。


まな板の上にゆで卵を置いてこんこんと叩いて卵に亀裂を入れて殻を剥いていく。

剥き終わったは今度は包丁でまず輪切りにしてサラダ盛り付け用の皿に敷いていく。


次はトマトをまな板の上に置いて蔕を取る。

そしてトマトも輪切りにしてサラダ盛り付け用の皿に敷いていく。

仕上げにマヨネーズを掛けていく。

よし!出来上がり。


付け合せのサラダ完成。


次だ。


(爪楊枝!)

ぽんっ

テーブルの上に丸い樹脂ケースに入った爪楊枝が出てくる。

これを使って

むきエビの背わたを丁寧に取っていく。

これ取るのと取らないのでは味に大きな影響があるし

人によっては食あたりを起こしてしまうんだ。だからこそ丁寧に取っていく。

特に今回はメセタにも食べさせるからそこは念入りにね。


むきエビの背に爪楊枝を刺して背わたを取っていく。

これは基本どの海老にもあるので注意が必要。海老食べた後に食あたり起こす人は大抵がこの背わたを取り忘れているか。

古くなっていたかのどちらだと思う。

扱いには注意は必要ってことで。

爪楊枝以外の取り方だと

海老の背中に包丁で切れ込みを入れ包丁を使い取っていく方法である。

包丁の扱いには十分に気をつけなければならない。


海老の尻尾をギザギザ付近を斜めに切っていく。

これで下準備は大丈夫であろう。


フライ、天ぷら用のむきエビなのでそこそこの大きさはある。

小麦粉、片栗粉、卵などを使って天ぷら用の仕込みタネとフライ用の仕込みタネを作っていく。

ボウルに

(製氷器の氷!)

と言うとぽんっと音を立て

ボウルに製氷器で作られた氷が投入される。

そこに水道水を入れて氷水を作る。

その上にボウルを置いて

天ぷら用の仕込みタネとフライ用の仕込みタネとでボウル計4つを用意した。

それぞれに氷水を用意する。


フライ用の仕込みバットと天ぷら用の仕込みバットを用意する。


フライ用バットには小麦粉、パン粉、卵液を用意する。

天ぷら用バットには小麦粉と片栗粉を混ぜ卵を入れた物を用意する。


フライ用のフライパンと

天ぷら用重ね鍋を用意して

それぞれに油並々注いでいく。


小麦粉をはたいて、卵液に浸し

それぞれ揚げていく。

キチャキチャという音が出て食材が揚られていく。

小麦粉をはたき

水、小麦粉、片栗粉、卵を混ぜた物に付け揚げる。



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