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<20・仲間。>


【学校の】ガチで怖い話、不思議な話、語ってけ Part25【都市伝説】




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98:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

画面に恐ろしい顔が映ってると思ったら俺だった


99:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

あるある……


100:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

いつか「画面に超イケメンが映ってると思ったら俺だった」になるといいね……


101:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

>>100

何でそんな残酷なこと言うの?


102:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

>>100

世の中には変えられない運命ってのがあるんだよ!


103:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

>>100

神様は乗り越えられない試練なんか与えないって言葉があるけど、あんなの嘘っぱちだよね

この世は乗り越えようもない試練ばっかりだ


104:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

>>101-103

お前ら俺をフォローしたいのか貶めたいのかどっち!?!?!?!


105:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

なんかみんな楽しそうね今日


106:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

>>105

特に面白いネタがないと、このスレってこんなかんじ。適当な雑談で埋まるよ


107:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

誰かネタ投下してくれ、だれかー


108:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

さすがに殺害予告とかはナシでお願いします

前スレのは怖すぎた


109:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

殺害予告っていうか呪殺予告な


110:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

あいつ、もう今日はこのスレ来ないよな?ていうか二度と来なくていいよ

正直、香ばしい奴でしたねーって笑えないわ。素で怖い


111:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

ストーカーじゃないの?アタシのこと見てくれないなら殺してやるー的な


112:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

本当に犯罪者レベルの悪い奴が恨まれてるならざまぁってかんじだけどさ

こういうのって逆恨みも多いしな


113:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

そもそも真っ当な恨みのやつなら、呪殺なんか狙わらないで警察行くとか自分でコロしにいくとかしそうな気がする


114:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

>>113

それな

呪殺に行く時点でヤバイ奴だわ


115:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

ていうかあんまり過激な書き込みしないで欲しい。このスレ楽しいのに、通報されてなくなったら困る

そいつ本人がBANされるなら自業自得だけど、ヘタしたら板そのものがなくなるじゃん


116:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

>>115

ほんとそれな


117:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

ごめん、そのやばい奴の話でひとつ

身バレするかもしれないけど、本当に気持ち悪かったから書きこませて

七海高校の生徒です。今日、うちのクラスで、ある男子の机の上に猫の死骸が置かれる事件が起きて

ひょっとしたら、このスレに書きこんだやばい人がやったかもしれないんだけど


118:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

は?


119:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

え、ね、猫の死骸ィ!?


120:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

待て待て待て待て、なんでそうなった


121:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

は、猫?猫を使った呪いなんかなかったよな?


122:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

猫を殺して呪いに使ったてこと!?酷すぎる……!


123:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

117です

大きさからして子猫だった。机の上に、首を切られて血まみれの状態で置かれてて、机の下まで血が滴ってた。本当に酷いと思う

それだけなら本当に最低最悪の嫌がらせなんだけど、その子の机の中から消しゴムで作った人形が出て来たって

その男の子の名前書かれてたって


124:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい


125:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

ひょっとして、呪いをやるだけじゃなくて、脅しもかねて猫もついでにぶっ殺しておいておきましたってこと?


126:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

それひょっとしてさ。

ただ呪いで嫌がらせするだけじゃなくて、猫の死骸を使ってアピールしてるんじゃないか?

次はお前をこうしてやる、自分は人だって同じように殺せるんだぞ……って


127:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

ああああああ……ありうる


128:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

そんなことのために生き物を殺すなんて最低すぎる

野良猫かもしれないけど、だからってそんな風に殺されていい理由になんかならない


129:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

猫の死骸置かれていた男子生徒って、そんなに人に恨まれるようなタイプだったのか?


130:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

>>129

そんなことはない、と思う。ていうか、まだ五月だから今のクラスになったばっかりで、そんなにその子と喋ったこともないんだけど

普通に部活もしてるし、友達もそこそこいるし……人当りが良いタイプじゃないけど女子にも親切だよ

掃除も積極的に面倒な仕事やるし、転んだ女の子に手を貸したりとかするのも見たし

ただ、結構なイケメンだから、それで逆恨みする人はいるかもしれない……くらい

不良とかではないかと。授業態度も超真面目だし、テストの点数も良かったはず


131:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

なんか逆恨み濃厚になってきたな


132:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

イケメンだから、フラれた腹いせに、とか?

もしくは同性が嫉妬したとか


133:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

どっちにしろ胸糞


134:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

なお、もっと胸糞なのは、明らかに器物損壊で動物虐待案件なのに、学校が警察に連絡入れないことにしたっぽいってこと

教室掃除して机交換して終わりにするつもりらしい……そりゃ騒ぎにしたくないのはわかるけど


135:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

>>134

はああああああああ!?


136:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

普通に警察案件だろ、なんでだよ!!!!


137:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

これだから学校ってやつは……!


138:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

外部から人が侵入したかもしれないし、そうじゃなくても犯行がエスカレートすることはあるだろうが!

もし本当に、その男の子にもっと酷いことが起きたらどう責任取るつもりなんだよ!!!


139:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

保守的つーかなんというか


140:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

これだから学校ってやつは……(二度目)


141:今日も今日とてホラーなスクール@全力投球のななし

本当に嫌になる。

まだ何か、もっと悪いことが起きる気がして……




 ***




「何かちょっとだけ、吹っ切れたぁ?」

「え」


 授業には、結局午後から復帰した夏樹というか、掃除やら何やらで一時間目はほぼ潰れてしまった形だったようだ。部活には普通に出席した。

 合奏の後、パートリーダーの玲奈に声をかけられる。


「今日あったこと、一之宮君から聞いたよ。すっごく気持ち悪い嫌がらせがあったって。だからちょっと心配したんだけど……音は、前より良くなってる気がする。練習に身が入るようになったっていうか。何か良いことでもあった?」


 音感にも優れている玲奈の言葉だ、何より彼女は変なお世辞を言うタイプでもない。彼女が言うのなら、本当に自分の“音”は改善したのだろう。課題曲“蒼穹に滲む”は今日が初めての合奏だったが、多少なりに形にできていたようで本当に良かったと思う。


「……嫌がらせはすごく嫌でしたけど、でも良いこともありましたから」


 良いこと。夏樹はあえてそう表現した。


「まあ、友達っていいなっていうか。友達がいて良かったっていうか。……少し気持ちが、楽になったっていうか」

「最近、いろいろ悩んでたみたいだもんねぇ。うんうん、誰かに相談できるって大事な事よぉ!」

「あ、すみません!先輩のことを信頼してないとかそういう意味ではなくて……!」

「わかってるわかってる!男の子には、男の子にしか相談できない悩みもあるだろうしねぇ!」


 なんか、恋愛の悩みと勘違いされてるんだろうか。夏樹は苦笑いした。

 まあ、それくらいの方が良いのかもしれない。状況的に理貴のことは巻き込んでしまったし、一人で抱え込むのは良くないのもわかっているが。だからといって、被害が及ぶかもしれない人数を増やしたいというわけでもないのだ。

 自分は、誰かに命を狙われているかもしれない。

 そうでなくても、殺しても良いと思うくらい恨みを向けられているのかもしれない。

 そんなことを話してもきっと心配させるだけだし、場合によっては吹奏楽部も巻き込まれるかも、という不安を抱かせてしまうかもしれない。それだけは避けたかった。この部活は、クラスとはまた違う夏樹の大切な居場所に他ならないのだから。


「……君は優しいから。私とか、他の人に話せないって思うのも、私達のことを思ってくれてのことなんじゃないの?」

「!」


 黙り込んだ夏樹に何を思ってか、玲奈はポン、と夏樹の肩を叩いて言った。


「必要なら、私や、四ツ谷よつや部長とか五条先生とか。とにかく誰でもいいから頼りなよ?君が思ってるほど、私達は弱くないし……後輩が困ってるのを見捨てるほど白状でもないんだから」

「……ありがとうございます」


 自分は、恵まれている。心の底からそう思って、夏樹は頷いた。譜面台に置かれた楽譜をパタンと閉じる。

 学校が今日のことを警察に届けないと決めてしまった以上、自分から無闇と騒ぎ立てるつもりはない。でも、これ以上の事がもしも本当に起きたら、その時はさすがに学校に止められても警察に行こうと思っていた。

 大切なひとたちに、これ以上心配をかけてしまう前に。

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