ほら ときどき聞こえてくる オマエノコト
そんなの気にしない
それほど気にしない
とにかく気にしない
気にしないったら気にしない
でも
気にせざるを
父に
いかなる
うろたえない
おそれない
びびらない
そう意識しているのに
意識すれば意識するほど
おさえつけた感情が
血管を
あふれるまま
くずれるまま
ふきだすまま
あらためて思う
涙は血なのだな
ほら いまでも聞こえてくる ダレカノコト
たまには気にするよ
でもって気になるさ
やたらと気がかりだ
叫びたくてしかたない
ダレカノコト
って
オマエノコト
って
おれのこと?
そんなの気にしない
オカマイナク
って自分で自分に言い聞かせながら
電柱