目次
ブックマーク
応援する
いいね!
コメント
シェア
通報

第149話 不思議な気分

不思議な気分だった

言葉にしたら問題視されそうなので

黙っておくことにしたけれど

心を許せる相手というか

自分と同じような境遇の友だちとは

この気分を共有できていると感じる


あんなにイヤでイヤでしかたなかったのに

なつかしく思い出すことがあるし

いまこうやって一緒に過ごしていることだって

もとはといえば

あの日々があればこその縁なのだから


不思議な気分だった



この作品に、最初のコメントを書いてみませんか?