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出席番号7番 植木朝子

「じゃあ、つぎは私の番だね。結構自信作なんだ♪」

 植木は花の咲くような笑顔で言った。


 彼女はこのクラスの学級委員長だ。明るくて、みんなのムードメーカーで成績も良くて、しかもテニス部の副部長。それだけでもすごいのに、なんとこのクラスで一番可愛いのだ。


 ツインテールを揺らしながら、植木は悪い笑みを浮かべた。

「これは、私が家族で山にキャンプに行ったときの話」

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