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出席番号3番 飯塚詩織

「てゆーか、飯塚。はやくはじめてよ。トイレ行きたくなってきちゃった」


「う、うん。ごめんね」


「あのね、これは私が小学生のときに実際にあった話なんだけど……」

 飯塚は、蚊細い声で俯いて話し始めた。



 ガタガタガタガタと、相変わらず外は騒がしかった。



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