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“天元突破”:全スペックを三倍に押し上げる
[極越]:全スペックを十倍に押し上げ、神の領域にまで達する。時間制限があり、五分しか使えない。ただし、最高で五分使用できるだけで、瀕死状態に陥る。またそうでなくとも反動が酷く、ステータス値や
“天心眼”
[界越真眼]:
[透視]:透視する。注ぐ魔力によってどれだけ透視できるかが決まる。
[先天眼]:未来視の
“天心眼[界越真眼]”を併用する事で、精度を高める事ができるが、消費魔力が半端じゃなくなる。
“想像付与”
[共有]:自分の想像と他人の想像を共有する。想像した力を付与する“想像付与”において、これ以上のない力。大輔が想像すらできない力を付与することができる。
“黒華眼”
[視界共有]:視界を共有する。その視界とは、光による知覚だけでなく
うまく応用すれば、相手の視界を支配したりすることも可能。
“白華眼”
[影魔]モード・シャドースネーク:影の蛇。三十センチほど。隠密型で特に偵察に向いている。戦闘能力は全くもってない。
[影魔]モード・ヤタガラス:影のヤタガラス。最初は普通のカラスだったが、なんか特別感が欲しいという直樹の望みによって、足が三本のヤタガラスへと変化した。主に飛行補助型であり、偵察にも使う。
“身体肉体操作術”
[気配操作]:自身の気配を操作する。増幅したり、隠蔽したりと。隠密はもちろん、敵の意識を引き付けてたりする。
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・魔法
〝風砲〟:中級の風魔法。指向性をもった風圧を一定方向に放つ。敵を吹き飛ばしたりするのはもちろん、矢や投げナイフといった攻撃を防いだり、着地にも使ったりする。使い勝手がいい。
〝怨伝〟:≪想伝≫を応用した技。
また、一口に怨みといっても、元は混沌とした存在の想い。全く同じ〝怨伝〟はなく、それ故に雪は状況状況によって想いの偏りを変える。それができるのは、雪が
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白仮面:紐もない真っ白な仮面。使用者の顔にぴったりと嵌り、どんなに顔を振っても落ちることはない。頭の横や後ろに着けても問題ない。認識阻害はもちろんの事、知覚能力強化や思考速度上昇等々が組み込まれている。顔に嵌めた場合は、視界良好と空気清浄等々が加わり、水の中でも空気ボンベとしての代わりにもなる。また、特別なトリガーを外すことにより、一時的に使用者の痛みの許容量を大きくする。が、許容量を大きくするだけで耐えられるというわけではない。優れモノ。
桜ピンク仮面:白仮面をピンクに塗り、そこに一輪の桜をデカデカと描いた仮面。雪の魔法少女姿を見た後、ピンクの桜仮面ってカッコいいよなというクソダサ発想の元、直樹の要望を受け、大輔が作った。デザインをしたのは直樹のため、大輔のセンスは悪くない。悪いのは直樹。センスは死んでる。
硬くなるんです:飲料型の
別名、これで一夜頑張れますっ! 夜のお供には最適かも……しれない。硬すぎて嫌がられるかも……しれない。
仕組みとしては、原材料と出来上がったコーヒー。それと缶それぞれに力が付与されている。体内に直接打ち込む注射バージョンもある。 オムニス・プラエセンス:『今』を刻み続ける金茶色の懐中時計。時を『今』だけに正す力を持ち、その強さは世界の法則に匹敵するレベル。応用すると、時の固定にも繋がる。
どんなに後悔に塗れようとも、どんなに今が苦しかろうとも『今』を生き続けるという大輔と直樹の覚悟。想いが現れた
大きな文字盤が一つと小さな文字盤が左右下に三つある。外縁の金属には六十に割った小刻みの線が刻まれている。
大きな文字盤には一から二十四までのローマ数字が刻まれていて、時間・分・秒を表す。小さな文字盤は零から九までのアラビア数字が刻まれていて、左の文字盤は四つの針を持ち、西暦を、右の文字盤も四つ持ち月日を示す。下部の文字盤は三つの針を持ち、ミリ秒を表す。
闇路の導灯:シンプルな構造で、漆黒の火屋と決して消えない青白い灯火をもったカンテラ。火屋の四辺の屋根の一つに、円形の窪みがある。
異世界転移を可能にするために作り出された
ただし、“天心眼[界越真眼]”の様に時間指定ができないため、それを補完するために
昔、直樹と大輔の師匠が亡くなった際、霧に包まれた川の中、小舟にのった師匠が青白い灯火のカンテラを
基本的に、拓道の扉柄を捻るだけでも扉は開くのだが、転門鍵を鍵穴に挿して捻ることにより、消費魔力の軽減やイメージ補助を行う。
何処につなげるかという明確なイメージと強い意志がないと安定的に扉を開くことができず、また非常に膨大なエネルギーを使う。それこそ地球の半分を崩壊させる時間エネルギーを無に還そうとした虚空エネルギーを全て消費するほど。それでも安定的に扉を開くことはできず、万が一の賭けにも近かった。
ちなみに、拓道の扉柄が作り出す扉にはいくつか候補があり、その中に地獄の門があった。が、縁の彫刻が面倒という理由で却下された。
そうして数千年の時を重ねたことによって、血が濃くなり、催眠や飛行能力はもちろん、寿命が永遠となったり、血を他の物質に変換したり物理現象に干渉したり、他の生物を
ただし血が濃くなった反動で、火や太陽で死んでしまったり、
始祖:血が濃くなった事で引き起こされた弱点を全て超克した存在。簡単に言えば、
吸血せずとも力を保つ事ができ飲まず食わずでも力は回復するが、吸血した方が力の回復が早い。また、血力が枯渇すると防衛本能として強烈な吸血衝動に駆られる。逆らうことはほぼ不可能。
超克した反動ゆえか、とても優しく温厚な性質を持つ。また、
真祖:地球にやってきた始祖以外の
血法:
基本的に始祖が授けた力で
封印には段階があり、肉体だけ、肉体と魂魄だけ、そしてそれらを永遠の洞に閉じ込めるという三段階があり、最後のができるのはその時代に二人か、三人が限界。
また、その時代の
血界:
・ウィオリナ
ウィ流血糸闘術:ウィに連なる家系が使う血糸を使った血闘封術。ただし封印よりは攻撃を優先するため、血闘術と述べる。ウィオリナの場合は血のヴァイオリンを媒介に使うことにより、血糸の操作精度が高まる。
<血糸妖斬>:自らの血を細い鋼鉄の糸のようにし、切り刻む。斬るという力を持っていて、大体のものは斬れる……かもしれない。
<血糸捕縛>:自らの血を細く粘性の高い糸のようにし、相手を拘束する。
<血糸波浪斬>:自らの血を細い鋼鉄の糸のようにし、それを間断ない波へと変える。あらゆる防御を食い破る時に使われる。
<血魂譜具>、ウィヴァイオリン:自らの魂魄と血に刻まれた名前を記した武器。ウィオリナの場合は、血のヴァイオリンがそれとなる。
<血糸封楔>:自らの血を細いとし、魂魄と肉体に刻まれている名前を媒介に封印する術。それは時の洞に閉じ込めるというものと同義であり、また肉体と魂魄に楔を打ち込むものと同義である。
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ウィオリナの場合、狼が一番体に適しており、それを纏った時の身体能力は音速の領域に入れるほど。
<血糸盾編>:自らの血の糸を編みこみ作り出した盾を硬化させる。その盾と自分をつないでいる血糸を上手く使えば、衝撃を逃がしたり、攻撃を逸らしたりできる。また、足元に小さなそれを作り出せば、空中を駆けることができる。
<血糸電裂>:自らの血の糸に高圧電流を流し込み、周囲を焼き尽くす技。血糸の物質変換もしくは減少変換ができる者は少なく、ウィオリナもこれしか使えない。それに消費血力が高く、使いどころが限られる。
・バーレン
<悪殺滅法>:悪を殺し、滅する闘法。血闘封術なのに、血闘封術と名乗らない異端の流派でもある。現代の使い手はバーレンしかいない。
<血魂譜具>、フロフコイン:自らの魂魄と血に刻まれた名前を記した武器。バーレンの場合は、血のコインがそれとなる。
<レッドバースト>:大量に作り出したコインを殺戮の竜巻へと変え、相手を切り刻み禁殺する。
<アクセルコイン>:血のコインを指で弾いて放つ術。込めた血力が多ければ多いほど加速が上昇する。
<フィストコイン>:<レッドバースト>と同様の血のコインの嵐を圧縮し、拳に纏わせたもの。攻撃を当てた瞬間に、コインが弾け広がる。
<クロスコイン>:巨大な血のコインの楔に閉じ込め、魂魄と肉体に刻まれている名前を媒介に圧縮封印する術。それは時の洞に閉じ込めるというものと同義であり、また肉体と魂魄に楔を打ち込むものと同義である。
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・ティーガン
<禁鬼解放>: