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第13話 ひとくくりにすればいいってもんじゃない

こんばんは。

統合失調症患者のエッセイ、書き手の七海トモマルです。

まだまだ暑い日が続いております。

時折暑さでぐったりしますが、

朝晩涼しくなってきたので、快眠できていると思います。

ここ数日、目覚めが良くなってきました。

冬になったらどうなるかはわかりませんが、

朝が楽になると、一日楽です。

会社の仕事が終わったら大抵ぐったりしますが、

まぁ、それは大体の人がそうだと思います。

会社でフルタイム働いて、さらに何かしようとするとなると、

ちょっと休まないと無理とは思います。

それでも執筆しようと思ってしまうあたり、

物書きの生き様とも言えなくもないです。

今回の話も、多分二日くらいかけて書きます。

筆が乗ったら一日で仕上げるかもしれません。

ネオページさんでないところで、二次創作の連載をしていますので、

そっちのストックを作っておきたいのと、

あと、夜更かしができないためです。

会社の朝がとても早いのです。

帰りもものすごく早いんですけどね。

とにかく、夜更かしできないので、

可能であれば半分程度書いて、翌日に持ち越します。

まとめるように努力しますが、

日をまたぐと主題がぶれかねませんので、

あいかわらず取り留めないなぁと笑ってください。

気をつけるつもりですが、毎日勢いで書くので、

ブレるだろうなぁと思います。


さて、本題に入りましょう。

今回は、ひとくくりにすればいいってもんじゃない、です。

まぁ、私も統合失調症患者ですが、

統合失調症患者にも、いろいろな方がいるかと思います。

会社勤めができないくらいの方もいるでしょう。

引きこもりになって何もできない方もいるでしょう。

全ての人間が自分の悪口を言っているような気がする、そんな方もいるでしょう。

そのくらいの病状も経験したことがありますので、なんとなくはわかります。

ただ、私が経験したことのない病状の統合失調症の方もいると思います。

統合失調症とは、と、ひとくくりにできないんじゃないかなぁと思うわけです。

例えば、統合失調症に至るまでの経験。

どんな経験をすると統合失調症になるか、

そのあたり、全く調べていませんが、

統合失調症に至るまでのルートって、

統合失調症患者の数だけあって、

まったく同じものってないと思うんです。

それは、人生が全く同じものがないと同じ事と思っていて、

生きていく中に統合失調症が組み込まれた。

これからもそれと付き合わなければならない。

対処の仕方も患者さんの数だけあると思うのです。

統合失調症はこうであると、

なかなか全部をまとめることはできないんじゃないかなぁ。


統合失調症になりますと、

大体心療内科か精神科に定期的に通うことになります。

私なんかは、今の心療内科では、

予約時間に行って、すぐに診察受けて、

お医者様に、最近どうですかと聞かれて、

暑さでだるくなるとか、だるいと悪いことを考えるとか、

低気圧で天気が悪くなると気分が落ち込むとか、

新月近くになると体調が悪くなるとか、

生理前と排卵前に調子が悪くなるとか、

ざっくり調子が悪くなるポイントを話して、

ある程度、天気予報やカレンダーで、調子悪くなる日を見ておいて対処していると話して、

お医者様からは、その対処で続けられそうでしたら大丈夫ですと言われて、

それじゃ、いつものお薬出しておきますねと言われて、

診察終了で、予約を取って、調剤薬局でお薬もらいます。

診察時間は、5分未満です。

サクッと診察、サクッとお薬。

この方法とお薬で何とかなりそうだなと思って、

通院は苦ではありません。

このやり方で間違っていないんだなと思える感じです。


ただ、患者さんによっては、

思いの丈を事細かに訴える方もいます。

どれだけ苦しんでいるか、病状がどれほどのものであるか、

予約を取ってようやく来たのだから、全部聞いてほしいという患者さんもいます。

患者さんとして当然のことですよね。

苦しんでいることをどうにかしてほしいって。

そういう患者さんに、サクッと診察して、このお薬を出しますねで終わらせると、

心療内科に来る患者さんです。心が病んでいます。

事務的に処理されたと不満が募ってしまうようです。

私が通っている心療内科でそのような患者さんがいるのを見まして、

心療内科勤務のカウンセラーさんが呼び出されて、お話を聞くことになったようです。

サクッと終わらせることで、これでいいんだと思える私ですが、

苦しみを全部聞いてほしいというのもわかります。

心療内科にかかる患者さんを、ひとくくりにはできないなぁと思いました。

その日の通院の際、帰りにコンビニに寄りましたら、

診察に不満があって、カウンセラーさんを呼び出した患者さんがいました。

晴れやかな顔をなさってコンビニで何か買われていました。

まずは話を聞いてほしかったんだなと思ったのと、

きっといい話の聞かれ方をしたのだろうなと思いました。


人の数だけ人生がある。

当たり前ですよね。

きっと、他人とは何もかもが違います。

なんとなくこれは同じかもしれないということがあっても、

完全な一致はないと思います。

それを、何かの属性があるということだけで、

ひとくくりにすればいいってもんじゃありません。

属性で何がわかるものでもありません。

くくったからといって何が理解できるわけでもありません。

私のように執筆をする統合失調症患者さんもいるかもしれませんが、

私と同じだとひとくくりにするのは違うと思うのです。

違う生き様を生きてきた。

環境だって何ひとつ同じではないでしょう。

統合失調症という属性でくくればわかるものでもありません。

このエッセイは、あくまで私のエッセイであり、

統合失調症患者の私が、執筆することによって癒しを得ようとしているエッセイです。

私の考えたことであり、

私なりの、私の癒しの手段であります。

私なりの小さなプライドでもあります。

私なりの生き様の表現でもあります。

もし、統合失調症のどなたかが読者様やその周りにおられるようでしたら、

七海トモマルと一緒だとひとくくりにせず、

厄介な病気を持って日々戦い続ける誇り高き戦士だと思ってください。

また、統合失調症でなくても、

この文章を読まれている読者様も、

毎日を生きて戦われている一人の戦士であると思います。

戦場は違うでしょうし、武器も違うと思います。

何と戦っているかも違うでしょう。

ただ、一人一人が違う生き様を持って戦い続けています。

どうか、誇りを胸に生きられてください。


何かと、私たちは、読者様も含めて、

何かの属性でひとくくりにされがちです。

どうか、生き様までひとくくりにされることなく、

生きたいように生きられてください。

そして、幸せになられてください。


なんだかんだで書き切ってしまいましたので、このまま投稿します。

これから統合失調症のお薬を飲んでおきます。

夜の早めに飲んでおきますと、

翌朝薬の副作用の眠気が抜けた状態で起きられます。

皆様もしっかり休まれてください。

ちゃんと睡眠をとりますと、きっと元気になりますよ。


気が向きましたらまた投稿します。

いつになるかはわかりません。

題材もわかりません。

また、気が向いたら会いましょう。


それでは。

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