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第8話 愛しているならほっといて

こんばんは。

昨晩は暑さで体調崩して早寝しました。

多分軽い脱水症状と、あと、女性のいわゆる周期的なものです。

脱水はちゃんと水を飲めば防げたかもしれませんが、

周期はどうしようもないからなぁ。

統合失調症もそうですが、この周期もだましだましです。

周期の波を乗り越えていくしかないあたり、めんどくさいと思います。

仕方ないけど、めんどくさいことです。


さて、一日置きまして、

今回のタイトルは、愛してるならほっといて。

放っておいてが正しい表記なのかもしれませんが、

なんとなく、言葉にするとこっちの方が感覚として伝わるかなと。

とにかく、そんなことをつらつら書いていきます。


いくつか前の話に、

12年付き合った彼氏がいたことを書きました。

結局別れましたが、心地いい距離を保ってくれる人でした。

質問には答えてくれる、楽しい話題を共有してくれる、

それが押しつけがましくない人でした。

統合失調症と診断されて間もなくに出来た彼氏でした。

ネットで知り合い、直接会って、

遠距離恋愛を12年続けて、

遠距離恋愛の限界を迎えたところでわかれました。

統合失調症で脳がポンコツの真っただ中にいる中、

たとえるならば、水のような人でした。

ポンコツの脳を優しく冷やしてくれる、水のような人でした。

また、心の乾きを潤してくれるような存在でした。

まぁ、物理的距離は何ともしがたかったです。

通うにもお金がかかりました。

飛行機必須でしたし。

それが限界になって別れましたが、

元気でいてくれればいいなと今でも思っています。


さて、この元彼ですが、

先に述べたように、とても距離がある中での恋愛でした。

私のプライベートに入ってこない彼氏でありました。

ごくたまに会う時にはベタベタといちゃつきました。

ただ、そのいちゃつきというものは、

私にとって、あんまり必要なものではなかったのです。

彼氏ができて、いろいろな恋愛創作を読みました。

恋愛とはこうするものなのだと創作で学びました。

いちゃつくといいらしいと学びました。

手をつなぎ、キスをすると学びました。

彼氏との接触的なものは、全部創作で学ぼうとしました。

結果として、接触はあんまり心地よくありませんでした。

ただ、インターネットのチャットのように話をするのは心地よかったです。

互いの身体に触れることなく、

ただ他愛もない話をする。

いろいろな接触は、創作では必須のように描かれていましたが、

今思えば、それを全部取り入れる必要はなかったのかなと思います。

プライベートに入らない、互いを尊重し合える関係。

そのくらいでよかったのかなと思います。


さて、私には夫がいます。

互いのことに干渉しない、ベタベタしない関係の夫婦です。

夫はたとえれば空気のような人。

いてくれるだけでいいし、

いなくなったら窒息します。

この文章をつづっている部屋とは別の部屋で夫は何かしていると思います。

寝ているかもしれませんし、パソコンで何かしているかもしれません。

あくまで干渉はしません。

家事はある程度しますが、

あまり接触的なものはありません。

手も繋ぎません。キスもしません。それ以上もありません。

それでも、ほっとかれて適当に過ごしていいというのは、

私にとっては楽であります。

こうしなければ愛じゃないとか、

正しい愛というものはこうだとか、

創作のものを読んでいて恋愛というものの、

正解を導き出すのにへとへとになっていたので、

ほっとかれるくらいでちょうどいいです。

女としての魅力がとか言う意見もあるかもしれませんが、

女としての魅力を持つことの正解を求められるのにも疲れました。

世の中にあるいろいろな愛というもの、その形、

愛しているならば近くにいて触れたいというのが正解の方もいるかもしれません。

ただ、私にその正解を適用しようとすると、

疲れてしまいます。

統合失調症の関係があるのかどうかはわかりませんが、

なるべく刺激なく、ほっとかれた方がいいです。

いるだけで心地いい関係くらいでちょうどいいですし、

プライベートに入り込まない夫婦関係があってもいいと思います。

会話も最低限ですが、それで十分です。

創作のような愛の言葉は疲れます。


元彼と今の夫しか付き合った男性がいないので、

本当の正解はいまだによくわかりません。

私の創作においても、

いわゆる恋愛を上手く描けないのは、

このあたりの経験の所為かもしれません。

ダメな男に引っかかった経験もなく、

女を磨いた経験もなく、

創作で見たような恋愛経験を実際にしたわけでもなく、

とてつもない失恋を経験したわけでもなく、

愛にすべてをささげた経験もなく、

とにかく、恋愛においては経験していないことが多すぎます。

そして、恋愛のいろいろはとても疲れると思っています。

多分これからも経験しないでしょうし、

適度にほっとかれる夫とともに、ゆるっと過ごしていくでしょう。

統合失調症は、下手に刺激があると大変です。

嫌われてるんじゃないかとか、

どうしたら機嫌が取れるだろうかとか、

この行動は正解だろうかとか、

そんなことを考え出したら、脳のポンコツ具合が悪化します。

統合失調症の私を愛しているならば、

まぁ、適度にほっとかれるくらいでいいのかなと思います。

正解はわかりませんが、

ともに生きていくならば、疲れない方がいいです。


暑い日が続いております。

昨日は調子崩しましたが、

今夜はなんとなく書くことができました。

また、体調がそれなりで、気が向きましたら何か書きます。

読者の皆様におかれましても、

暑さ対策はしっかりとなさってください。

創作を楽しむのは健康からです。

身体が元気でないと、読むのも書くのも楽しくありません。

皆様におかれましても、これから何か読まれることがありましたら、

可能であれば、読んでいて負担にならない程度に心身を整えてください。

皆様が元気ですと、やっぱりいいかなと思いますので。


ではまた、気が向いたらお会いしましょう。

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