■第〇服■文禄三年
田中道安【たなか どうあん】
■配役■伊藤英明
生歿年■
戦国時代から江戸時代初期の茶人。堺千家の主。始め紹安。後に道安。号は、可休斎、不休斎、眠翁、泉南道安老人など。本作では四郎右衛門★。田中宗易の長男。母は宝心妙樹。宝心が没し利休が再婚すると、以後は利休と折り合いが悪くなり若い頃に家を出た。のちに利休と和解するも、義弟・少庵との折り合いは悪く、終生茶会に同席しなかった。秀吉没後、
渡辺道通【わたなべ どうつう】
■配役■加瀬亮
生歿年■不詳
本作では
田中康隆【たなか やすたか】
生歿年■不詳
本作では
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■第一服■大永二年
田中与兵衛【たなか よへえ】
■配役■桂文枝
生歿年■生年不詳〜
本作では、
田中与右衛門★【たなか よえもん】
■配役■林与一
生歿年■不詳
本作では〜
田中与兵衛の父。利休の祖父。千屋★の当主。のちの田中道悦。本作では、田中左兵衛の斗々屋の番頭であったが、入婿して岳父・左兵衛、義兄・与左衛門を支えた。姪の仁左衛門が跡を継ぐと、左兵衛の計らいで千屋を興した。
田中紗衣【たなか さへ】★
■配役■堀内敬子
生歿年■不詳
利休の母で、与兵衛の後妻。
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第二服■大永二年
三好之秀【みよし ゆきひで】★
■配役■中村吉右衛門
生歿年■不詳〜
彦四郎、蔵人、山城守長基。三好之長の同母弟★。彦四郎之秀は、系譜上一秀とされるが、本作では三好長秀の子と同名であると紛らわしいため、長兄である之長にそろえて之秀とした。
田中多呂丸【たなか たろまる】★
利休の兄。のちの田中康隆。
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第三服■大永三年
津田宗柏【つだ そうはく】
■配役■本田博太郎
生歿年■
又二郎→源左衛門。津田宗達・宗閑・了雲・道叱らの父。
鳥居引拙【とりい いんせつ】
■配役■筒井道隆
生歿年■不詳
本作では、
新三郎。堺の人。津田宗伯。村田珠光の高弟で、珠光・武野紹鴎とともに「茶の湯の名人」と称された。茶器の鑑定にもすぐれ、おおくの名物道具を所持、それらをかざるための引拙棚を考案した。号は引雪・印雪とも。鳥居は後世の呼称とも。天王寺屋の一族。本作では宗伯の父の妻・鳥居絢★の弟・鳥居引艾★の子。見た目は大分若い★。
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第四服■大永四年
足利義晴【あしかが よしはる】十四歳
■配役■子役?(向井理)
生歿年■
室町幕府十二代将軍。十一代将軍義澄の子。亀王丸。細川高国・細川晴元に推戴された。
細川高国【ほそかわ たかくに】
■配役■野村萬斎
生歿年■
細川京兆家十五代当主。野州家当主細川政春の子。政元亡き後、澄之を討ち、家中随一の功とされるも澄元から疑われ、袂を分かつ。大内義興上洛に呼応し、義稙公を支持。義澄公を放逐した。澄元を船岡山の戦いで破り、京兆家当主となる。
千阿弥道啓【せんあみ どうけい】★
■配役■生没年不詳
配役:未定
同朋衆筆頭★。千阿弥家★三代当主。千阿弥初代は
歳阿弥道奕【さいあみ どうえき】★
■配役■生没年不詳
配役:未定
同朋衆。道啓★の弟・
万阿弥最恵【まんあみ さいけい】★
■配役■生没年不詳
配役:未定
同朋衆。道奕★の妻の親戚。道奕の弟子★。
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第五服■大永四年
細川尹賢【ほそかわ ただかた】
■配役■及川光博
細川典厩家当主。元は外様衆の
波多野元清【はたの もときよ】
■配役■阿部寛
波多野清秀の子。高国の重臣。香西元盛と柳本賢治の兄。評定衆。
香西元盛【こうざい もともり】
■配役■佐藤浩市
波多野清秀の子。高国の命で在京の内衆である上香西家を継ぐ。嵐山城主。評定衆。
柳本賢治【やなぎもと かたはる】
■配役■村上弘明
波多野清秀の子。高国の命で柳本家を継ぐ。神尾山城主。
細川賢政【ほそかわ かたまさ】★
細川尹賢の弟。駿河入道宗寅。賢政は本作独自設定。尹賢が典厩家当主となったため駿州家を継いだ。
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第六服■大永四年
細川稙国【ほそかわ たねくに】
■配役■高良健吾
細川高国の嫡子。聡明丸。典厩家細川政賢女を母とする。大永五年、家督して右京大夫となるも十月に病歿した。
細川持国【ほそかわ もちくに】
■配役■岡田将生
細川高国の次子。聡叡丸★。母は丹後一色氏。
細川虎益丸【ほそかわ とらますまる】
■配役■三浦春馬
細川高国の弟。野州家当主。元服して晴国。
細川聡達丸★【ほそかわ そうだつまる】
■配役■佐藤健
細川高国の末子。元服して高頼。
第七服■大永四年
武田元光【たけだ もとみつ】
■配役■佐々木蔵之介
若狭・丹後の戦国大名。度々、兵を率いて上洛し、幕府の安定を目指す。高国派。
粟屋勝春【あわや かつはる】
■配役■柳楽優弥
元光の側近。粟屋党の庶流。剛の者として知られる粟屋親栄の子。母が粟屋下総守家の出というのは、本作の創作。
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第八服■大永四年
朽木稙綱【くつき たねつな】
■配役■筧利夫
弥五郎。初名・稙広。民部大輔。外様衆でありながら、のちに御供衆となり、内談衆にも名を連ねた人物。京を脱した義晴・義輝を匿い、息子二人を足利義輝に仕えさせるなど、朽木氏を隆盛させた。史実では生歿年不詳。本作では武田元光の一つ下、
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第九服■大永四年
松浦守【まつら まもる】
■配役■津川雅彦
生歿年・生年不詳〜天文二十年代頃
細川元有家臣。松浦左衛門大夫盛の子。本作では細川元有の子松浦有盛を養子とする。本作では生歿年を
松浦盛【まつら もり】
■配役■甲本雅裕
生歿年・不詳
本作では生歿年を
細川元常【ほそかわ もとつね】
■配役■松重豊
生歿年・
通称は五郎。官途名は刑部大輔→右馬頭→播磨守。和泉上守護家八代当主。子に元春・晴貞がいる。澄元の側近として阿波に在国。和泉は守護代松浦氏に託している。晴元が在京するとこれを支え、三好長慶とは対立した。
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第十服■大永四年
畠山義宣【はたけやま よしのぶ】
■配役■高橋一生
生歿年■生年不詳〜
守護大名。河内・山城の守護。畠山総州家五代。正六位下上総介→従四位下右衛門督。義宣は初名。のち義堯と改める。本作では
遊佐就盛【ゆさ なりもり】
■配役■長門裕之
生歿年■不詳
遊佐盛貞の子。中務丞→越中守。
遊佐英盛【ゆさ ひでもり】
■配役■田邊和也
生歿年■不詳
遊佐就盛の次子。長子・基盛が早世したため、家督した。遊佐越州家当主。孫次郎。越中守護代ではあるが、義堯の側近として越中には赴いていない。本作では