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第6話

 父と母はふふっと笑いながら、別の話題に移った。

 そして私はいわゆる【終活】について考えた。遺骨ダイヤかあ…。

 今はまだ想像できない。


 私は終活について悲観的ではなく普通に家族で話せるようになったのが、なんだか不思議な気分だった。


 父の髪は、白髪が目立つようになった。

 母はしわが少し増えたような感じがする。


 そりゃあ、私も大人になるわけだ。

 もう少し、親孝行をしていかないと。


 そんな夏の暑い一日のことだった。

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