【作品情報】
原題:Happy Death Day 2U
製作:2019年/100分/アメリカ
監督:クリストファー・B・ランドン
出演:ジェシカ・ローテ/イズラエル・ブルサード/スラージ・シャルマ
ジャンル:ホラー映画……ホラー?
(参考サイト:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/)
【ざっくりあらすじ】
前作で殺人鬼 (二人いた!)に殺されては、ループしまくっていたツリー。
めでたく殺人鬼たちをとっちのめ、助けてくれたカーターといい感じになったのであった。
と思ったら、今度はカーターのルームメイトの、ライアン(織田信成さんにめっちゃ似てる)が殺害→ループ地獄に。
しかもライアンを殺したのが、別の次元から来たライアンという、ライアン祭状態。わっしょい、わっしょい。
どうやらライアンの所属するゼミで発明した、シシーなる球状の謎物品が、そもそものループやパラレルワールドの原因らしいぞ、と発覚。
「お前の研究のせいかよ!」
と憤慨するツリーだったが、その直後にシシーが起動。
ツリーも再びループ地獄に巻き込まれてしまう。
再び己の誕生日を繰り返すツリーだったが、何だか前回と様子が違うぞ。
真犯人だったロリは超友好的だし、ギャルだった友人のダニエルは演劇とチャリティーに目覚めた挙句、カーターと付き合っている。
どういうことだってばよ! しかも、死んだはずのツリーのママまで生き返ってやがる!
どうやらここは、ツリーの母が死ななかった時間軸らしい。
ただし、やっぱり殺人鬼は出て来るので、ロクなもんじゃねぇ。
ツリーはループを閉じるため、カーターやライアンたちと協力することになる。
死に戻りを利用して、シシーを起動させるために必要な知識を蓄積していくツリー。
その中で彼女は迷う。
カーターとは恋人ではないが、母が生きているこの世界──
めっちゃ残りたい。元の次元に戻りたくない、と。
果たして彼女は、どちらの次元で生きることを選ぶのか。
そして、今回の殺人鬼は誰なのか。
【登場人物】
ツリー:
前作から引き続き続投の主人公。
前回は殺人鬼に殺されまくったが、今回は色々と振り切ったエクストリーム自殺を繰り広げる。
なお、主な舞台が「ツリーのママが存命で、ツリーがグレなかった」次元であるため、彼女の衣装は大人しめ。可愛い。
カーター:
元の次元ではツリーの彼氏だが、今回の世界ではダニエルの彼氏。裏切り者めっ。
それなのにツリーのため、色々と尽力してくれる。とにかく好青年。
ライアン:
前作では超々チョイ役だったのに、今回は見せ場が増えたぜ。物語冒頭なんてライアン祭だしな。
それにしても、織田信成さんに似てるわー。
ダニエル:
前作ではお高く留まったウザいギャル、程度のキャラだったのだが、どうしてこうなった。
だが、そこがいい。
ヘレン・ケラーとアンネ・フランクがごっちゃになったりと残念なおつむではあるが、終盤は彼女の独壇場である。ただし、手はチーズ臭い。
【感想など】
ダニエルが全部持って行きましたー!!
終盤でとあるものを学長から盗むべく、ツリーたちに協力することとなったダニエルのはっちゃけぶりよ。
お前の棒術すごいな。どこで習ったんや。
前作はホラーコメディだったけれど、今回はSFコメディ(にホラー要素を少々)という様相。
舞台設定は前作を踏襲しているけれど、別方向にアクセルべた踏みで振り切ったおかげで、また違う楽しみがあった。この思い切りの良さ、すごい。
ちなみにダニエルが全部持って行きましたが、中盤のツリーのエクストリーム自殺も見ごたえ充分。
水着シーンも拝めるよ! とある理由で、全然嬉しくないけれど!