【作品情報】
原題:Incarnate
製作:2016年/86分/アメリカ
監督:ブラッド・ペイトン
出演:アーロン・エッカート/カリス・ファン・ハウテン/カタリーナ・サンディノ・モレノ
ジャンル:ホラー
(参考サイト:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/)
【ざっくりあらすじ】
車椅子のエンバー博士は、人の心に入る特殊能力を持っていた。
その力と現代技術を駆使して、悪魔を内側から追い出すというスタイルの悪魔祓いを行っている。
パンクな助手を二人引きつれた彼のもとへ、ある日バチカンからの使者・カミラが訪れる。
その目的は、とある少年に憑依した悪魔を祓って欲しい、というものだった。
バチカンからの依頼は受けねぇよ、と門前払いをしようとするアンバー博士。
しかしカミラは、ある言葉を口にする。
「少年に取り憑いているのは、マギーよ」
と。
マギーと呼ばれる悪魔に、家族を奪われていたエンバー博士。
彼女のこの言葉で、やる気と殺意をみなぎらせる。
マギー撲殺を胸に秘め、少年キャメロンの悪魔祓いに挑む。
エンバー博士の宿願は、果たされるのだろうか。
【登場人物】
エンバー博士:
演じるのはみんな大好き(少なくとも私は大好き)、アーロン・エッカート氏。
人の心の中に入っている時は、短髪のパリッとしたイケメン。現実世界はクタクタの車椅子生活。個人的には、デコ出し短髪が萌えの中の萌え。
悪魔に妻子を奪われた、悲しい過去を抱えている。
なお車椅子だが、喧嘩はめちゃくちゃ強い。
カミラ:
バチカンからのエージェント。美人。
美人なのだが、いまいちポンコツ感が否めない。
実際、最後に一大チョンボをやらかす。
キャメロン:
悪魔に憑依される可哀想ボーイ。
DV父親から虐待されても、なお父親を慕う健気少年でもある。
オリヴァーとライリー:
エンバー博士の助手。パンクコンビだが有能。
【感想など】
ラストがちょっと残念といえば、残念。
「ホラーだから、こういうオチにはなるよね」
と言えばそれまでなのですが。
アーロン・エッカート氏が主演なので、もっと格好良く決めてくれても良かったかなーと。
(※個人の感想です)
ただラストが好みではないですが、物語として破綻しているかと言えば、そうではなく。
着地点は安パイ。
そして作品の内容も、トリッキーさを含みつつ王道エクソシストもの。
ドキリとするシーンも、手堅く配置。
「ザ・ホラーな映画が観たいなぁ」という時に、お勧めの作品。
ちなみに心の世界のアーロン氏が、とんでもなく渋くて良い。
男は短髪が、一番萌えるんじゃー!!