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『ヴェノム』

【作品情報】

原題:Venom

製作:2018年/112分/アメリカ

監督:ルーベン・フライシャー

出演:トム・ハーディ/ミシェル・ウィリアムズ/リズ・アーメッド

ジャンル:アクション

(参考サイト:映画.com https://eiga.com/)



【ざっくりあらすじ】

ジャーナリストのエディは、イケイケどんどんなライフ財団 (人体実験の疑惑あり)を敵に回したおかげで、職も彼女も失ってしまった。


それから半年後。ライフ財団に勤める研究者からの内部告発と手引きによって、財団の研究所に侵入したエディ。

そこで彼は、財団が密かに地球外から持ち帰っていた、シンビオートと呼ばれる地球外生命体に寄生されてしまう。


シンビオートと人類の融合を夢見る、ライフ財団の長ドレイクは、エディと彼に寄生したシンビオートの回収を命じる。

財団からの追手を、シンビオートことヴェノムと一緒に振り切っている内に、なんか友情が芽生えちゃったエディ。

ヴェノムもヴェノムで、エディを気に入っちゃったり。


しかしドレイクもまた、ライオットという名のシンビオートと融合しており、地球をシンビオートでいっぱいにしようと画策していた。

エディとヴェノムは、人類を守ることができるのか。



【登場人物】

エディ:

主人公のジャーナリスト。

調子こいて大金持ちの財団に喧嘩を吹っ掛け、職も彼女も失った負け犬君。

なんかヴェノムにめっちゃ好かれてる。


ヴェノム:

エディに寄生したシンビオート。真ヒロイン。

本人によれば、こちらもこちらで負け犬らしい。

エディのことをめちゃ気に入っており、恋のアシストもしてくれるよ。

好きな食べ物は人間と犬と思われる。


アン:

エディの元カノでヒロイン。

エディの調子こきに巻き込まれて、一度弁護士の職を失っている。

それでも、なんやかんやと彼の面倒を見てあげる辺り、まだ情があるのか?


ドレイク:

ライフ財団のトップ。イケメン。

しかし人体実験も辞さないクソ野郎である。


ダン:

アンの今カレ。医師。

トチ狂った行動を見せるエディにも、親身になってくれるいい奴。


スタン・リー:

ラストで出て来るよ!



【感想など】

ヴェノムが可愛い。

この一言に尽きる。


彼とエディの万歳合戦なんて、緊迫感漂うシーンのはずなのに、なんともコミカル。

とはいえ宇宙生物でしかも肉食 (人が好き☆)なので、あまりお近づきにはなれそうにもないけれど。


ビジュアルだけなら、ギチギチに歯が生えて涎ダラダラで、可愛い要素ゼロミリなヴェノムですが。

エディを助けてあげたり、彼と一緒にバイクでヒャッハーしたりと、お節介焼きな部分が憎めない。


エディに「警察官は食べちゃ駄目!」と言われたら食べないしね。良い子だ。

エディも調子乗りな性格とはいえ、人並みに正義感もある「普通の人」なのが良かった。

だからヴェノムに体を相乗りされて、オタオタしている姿も親近感と共にほっこり。


個人的に残念なのは、エディに助けを求める研究者ことドーラさん(眼鏡美人)の出番が少なかったことと、もうちょっとエディとヴェノムの日常パートを観たかったな、ということ。


特に後者、絶対可愛いと思うんだよ。

これは次回作に期待ということで、よろしいのかしら!

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