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ACT5 あらすじ


「怪しい人がいた場所なら覚えています。それがイビルさんの娘さんの手がかりになるなら……アタイ、教えます!」




 リズさんが失踪した翌日、バフォメットを見たという占い師のホウリさんの証言から、ワタシとマウは、フジマルさん、スイホさんにクライさんとともに、辺鳥自然公園へ訪れた。




「……特別に、イザホに向けてヒントをくれてやろう。それもふたつ、10年前の事件と、今起きている事件の証言だ」




 その場所は、10年前の事件の現場である場所。コテージのあるぱなら広場の管理人であるパナラさんの証言から、現場のさらに高い場所にある廃虚を訪れた。




「バフォメットだッッッッ!!」




 そこでフジマルさんとスイホさんとはぐれたワタシたちは、バフォメットに追いかけられ、裏側の世界へと閉じ込められてしまった。




「……10年前の事件……あの事件が……あの事件が……」




 その裏側の世界は、10年前の事件のコテージを再現した場所だった。ひとりだけバフォメットとは違う人物によって殺されたことなど、知らなかった10年前の事実が描かれていた。




「先に……逃げるんだっ!!」




 その後、インパーソナルにされた紋章研究所の所長テイさんと、人間でありながらワタシの命を狙う仮面の人間に襲われて、ワタシは炎の中に囲まれてしまった。








 それを救ったのは……あのバフォメットだった。








「ワガ……ムスメ……ヨ……」










 10年前の事件を引き起こしたと言われている、あの羊頭の大男が……



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