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第17話

そうして少しの日にちが経った。

私は城のバルコニーに出ていた。舞台上の主役のごとく緊張しながら……。


──今日はドワーフの王子とやらが私に会いにくる日。


私の眼下には城下町の美しい街並みが広がっている。

エルフの民草達もドワーフの王子とやらがどのような姿をしているのか興味津々のようで、城下町には多くのエルフの民や兵士、貴族達が集まりザワザワとしていた。


そしてついにその時が訪れる。城下町に、巨大な馬車の列が姿を現したのだ。

その列は街を進み、この王城に向かってくる。

その巨大さたるや家のような大きさの馬車で、巨人か何かが乗っているようなサイズだった。

その巨大さに、エルフの民達の表情は引き攣っているように見えた。


あぁ、勿論私の顔も引き攣っている。

きっと今の私の表情は、樹液を吸い過ぎた木の精のようだろう。意味分からないけどね。


「お、来たようだね!さあ、エルちゃん、笑顔で迎えるんだよ!髪の毛一本でも立ってたら大変だからね!」


同じくバルコニーで私の横に立っている父セーロスはにこやかな笑みを浮かべ手を振っている。

その様子は、自分の娘を怪物に差し出す父親のようで張り倒したい衝動に駆られるが、私は何とか堪えた。


「あの、お父様」

「なんだい?」

「あの先頭を歩く巨人はこの城を攻めにきた魔族とかですよね?きっと私たちを踏みつぶしに来たんでしょう?」


そう言い、私は震える手で馬車の先頭に立っている人物を指し示す。

それは厳しい顔をした巨人であった。

3mを越すであろう筋骨隆々とした肉体は、明らかにカタギのそれではない。動く山を思わせる程に威圧的である。

手には巨大な斧を持ち、物々しい鎧を着こみ、今から戦争をするかのような装いである。


「あははは!冗談が上手いね、エルミアは。何処からどう見てもドワーフじゃないか」


──あれがドワーフだと?

う、うそだ。私の知ってるドワーフはちんちくりんのおっさんだぞ。

突然変異でもして巨大化したのか?それとも筋トレの神様でも憑依してるのか?

腕の筋肉を見ると今にも張り裂けんくらいに肥大化しており、私くらいなら片手でミンチに出来そうである。


「お父様。あれがドワーフなら、私たちは何なんでしょう?草でしょうか?踏まれたら千切れて即死しますけど」

「まあまあ、エルミア。大きいからって怖がることはないよ。ドワーフは見た目は怖いけど、心は優しいんだ。同胞にはね」


同胞には優しい……。

じゃあ敵対的な存在であるエルフに対してはどうなんだ?

私は父にそう聞こうとしてやめた。どう考えても私が喜ぶ答えは返ってこないだろうから……。


「ま、まさかあの先頭にいらっしゃるプロテインの擬人化……ではなく、御方が私に縁談を申し込んだドワーフの王子ですか?」


別の種族だから年齢が分かりにくいけれども、長い髭に白髪が混ざっている事から相当な年齢だという事が分かる。

いや、別に結婚に年齢差はあまり関係ないと思っているけれども、流石に祖父と孫くらいの年齢差はちょっと……。

私が狼狽えながらそう言うと、父はフッと微笑んで答える。


「いや、違うよ。彼はグランツ地国の王、オルドロだよ。かなりの高齢だけどまだ現役の戦士で、大戦の頃から覇気は衰えていないね」


なんだ、それなら良かった。彼は縁談を申し込んできたドワーフのお父さんか。

……いやよくねぇよ!どうして王様が馬車の列の先頭に立って歩いてきてんだよ!

どうしてクソデカい斧持ってんだよ!戦争でもするつもりか!?


「あの斧懐かしいねぇ、まだ持ってたんだ。大要塞ごとぶっ壊してやったはずだけど、修理したのかな。流石はドワーフだね」

「……」


私は父の言葉に反応しなかった。今、反応したら負けな気がしたからだ。

ていうかなんなんだあの戦闘種族は?顔は怖いし、筋肉は岩のように硬そうだし……。

私の中のドワーフ像は小さくて愛嬌があって……もっと可愛い生き物だったのに……。

ガラガラと音を立てて崩れていく想像上のドワーフ。

い、いや……。でも見た目はあんなんでも中身はもしかしたらすごい優しいドワーフ?なのかもしれないし!


そうだ、そうに違いない!

つーかそうであってくれぇ!

私がそんな事を考えて怯えていると、父はポンと私の肩に手を置き、こう言った。

その手の重さが、私の運命を押し付けているようだ。


「彼はね、大戦の時に最愛の娘を我々エルフに殺されて以来、ずっとエルフを心底憎んできたんだ。エルフを屠るその執念は最早狂人の域に達してたんだけど……」


その不穏な情報を今になって何故伝えた?これから会おうって時に。

嫌がらせか?嫌がらせだろ?

なぁおい。


「お父様、この肩に置かれた手は私に対する最後の愛情表現ですか?」

「何を言っているんだい、エルミア!彼がこうして我々のところに来てくれた!これは両国の友好に大いに貢献する事になるよ!彼が何を考えているかは分からないけど、今日は素晴らしい日になるだろうね!きっと彼の斧も友好の証として振るわれるはずさ!」


もうやめてぇ……これ以上何も喋らないでぇ……。

私の心が死ぬからぁ!!

私の魂が、枯れ葉のようにしおれていく。


「……ん?」


絶望しながらドワーフの馬車の隊列を見ていると、王様の後ろに奇妙な形の鎧を纏った兵士達が目に入った。

鎧、というより鉄の塊と言った方が正確かもしれない。

その鎧はエルフの壮麗なものとは異なり、突起や角が至る所に生えており、移動する要塞のようにも見えた。

というか、ロボット?い、いや……この世界にロボットなんか存在するわけがない。

動きから察するに中に人……ドワーフが入っているようだからロボットではないようだが。

私が顔を引き攣らせながらドワーフの一団を見ていると、父がその厳めしい軍団を指差して、無邪気にはしゃぎながら私に言った。


「あ!懐かしいなあの魔導鎧!あれはね、ドワーフの機械兵器の一種で大戦の時は大活躍したんだよ!いやぁ、あの鎧共に味方の兵士が次々と串刺しにされて焼き尽くされる様は……」


私は慌てて父の口を押さえた。

これ以上の残虐な描写は、私の精神衛生上よくない。


「お父様、それ以上は結構です。私の想像力と胃袋が悲鳴を上げそうなので」


あれが「平和」と最も懸け離れた存在なのはよく理解した。

問題はそんな物騒なものがどうして戦列を組んでこちらに向かっているのかだ。

もしかして戦争しようとしてる?いや絶対そうだよな?

戦争ダメ!絶対!!

私は青ざめながら鎧の軍団を見つめていた。


「う~ん、平和の象徴に相応しい装いだね」

「そうですね。私たちの命を雑草みたいに効率的に刈り取るのに相応しい鎧ですね。平和を育む肥やしにでもするつもりでしょうか」

「ははは、心配する必要はないよ、エルミア。彼らが最強の武器を持ってきたということは、それだけ我々を信頼しているということさ」


父の論理は、私の理解を超えている。

こいつは何を言っているんだ?あれが平和の象徴に見えるのなら、父の目は明らかに曇っている。

いや、もしかして脳みそまで曇っているのかもしれない。


「お父様、素晴らしいですね。私が平和のために消え去る日が来たんですね。私の人生に幕を下ろす日を感じられて光栄です」

「これは新しい時代の幕開けだよ。君がその架け橋になるんだ!」

「はい、私の身体が文字通り橋になるんですね。あの魔導鎧とやらが私を踏み台にして渡ってくるんでしょうか」


私の悲痛な言葉は、父には届かない。

彼はパレードの主役を歓迎するかのような笑顔で、私を送り出してくれた。

ああ……これから私は死ぬんだ。やっとこのクソみたいなエルフ生から解放されるんだ。


「今日はいい日になりそうだなぁ」

「……」


兄か弟にコイツを殺して貰おうかな、と私は思ったのだった。




♢   ♢   ♢




ドワーフの王子・カイナブル。彼は揺れる馬車の中でだらしなく体を預けていた。

豪華な内装の馬車とは対照的に、カイナブルの態度は野蛮そのもの。

足を組み、腕を広げ、この馬車が自分の寝室であるかのように振る舞っている。


「ちっ……ここがエルフの国か。シケた都だな」


チラリと。窓から見える景色を眺め、カイナブルは舌打ちをした。

陽光に照らされる大木たちに寄り添うように家屋が建っている。

自然と調和した美しい街。木々と妖精が住む幻想の国。

甘ったるいエルフ共の理想郷。優雅という文字を絵に描いたような、そんな景色。


「気に入らねぇ」


そんな幻想の都を見て、カイナブルは呟いた。

この景色を見ているだけで、胸がむかつく。憎悪が腹の奥底から湧き上がってくるのが分かる。

上っ面だけの美しさ、それがエルフという種族そのものを象徴しているかのようで、カイナブルの怒りは増すばかりだ。


「若様、どうかお気持ちを抑えてくださいませ。これは我が国の未来がかかった大切な使命なのです」


同じ馬車に侍っている老臣ゼグロフの諭す声に、カイナブルは更に苛立った。


「うるせぇぞゼグロフ!俺は落ち着いてる!落ち着きすぎて、今にも眠りそうなくらいだ!」


カイナブルは声を張り上げ、老臣を睨みつけた。

しかしゼグロフは特に気にした様子もなく、静かに言葉を続ける。


「我等とエルフは確かに仇敵同士……しかし、こうして彼等の王城へと招かれたのですぞ。これは大きな進歩です」

「それが気に入らねえんだよ!何が招待だ?何様なんだ、エルフの姫とやらはよ!」


カイナブルはそう言って、再び窓の外を見やった。

美しい景色と、醜い憎悪。その対比がより一層このエルフの国に対する怒りを増幅させる。


「くくっ、おい見ろよあのエルフ共の貧弱な騎士共を」


彼の目に白銀の鎧を着こんだ騎士の姿が映る。

一糸乱れぬ動きで隊列を為し、ドワーフの馬車を護衛するように歩くその様は、カイナブルの目には滑稽な踊りにしか見えない。


「あれがエルフの騎士団か……まるでお遊戯会だな。次は何だ?歌と踊りでも披露してくれるのか?」


カイナブルはせせら笑うように呟いた。

彼の目には、あの白銀の騎士が子供の仮装パーティーの出席者のように見えていたのだ。


「あんな鎧を着ても中身はガリガリの骨野郎だろうな。あれで魔導鎧に勝てるとでも思ってるのかねぇ?きっと風が吹けば飛んでいっちまうぜ」


彼はそう言って鼻を鳴らすと、再び視線をゼグロフに向けた。

しかしゼグロフはエルフの騎士団を嘲笑うカイナブルに憐れみと、悲しみに満ちた視線を向けていた。

その目は、長い年月の重みを宿している。


「……若様、私は悲しゅうございます」

「なんだ、ゼグロフ?言いたいことがあるなら言えよ?遠回しな物言いは苦手なんだよ」


カイナブルの言葉にゼグロフはゆっくりと首を横に振る。

そして彼は静かに口を開いた。


「我々の馬車の隊列を覆うこの殺気と、圧倒的な武威に気付かないとは……嘆かわしい事ございます。爺は悲しいですぞ」


ゼグロフの言葉にカイナブルは首を傾げる。そして彼は、自分の周りを見回した。


「殺気?そんなもん何も……」


そう言いかけて彼は言葉を止めた。

馬車の前方から、凄まじい圧迫感が迫りカイナブルの肌を突き刺したからだ。

それは彼の心を押し潰さんとするかのような強大な重圧だった。


「なんだ……この感じ……」


彼はゴクリと唾を飲み込む。全身が総毛立つような恐怖を感じ取り、冷や汗が流れた。

慌てて窓の外を見ると、先程までいた白銀の騎士たちはいつの間にかいなくなり、代わって闇のように黒い鎧がドワーフの馬車を先導していた。


「……っ!?」


その黒騎士団は、夜の帳そのものを鎧にしたかのような姿であった。

皆一様に漆黒の鎧を纏い、禍々しい形状の大剣を背負っている。

甘ったるくて胸焼けしそうなこの国の外観に似つかわしくない、地獄の使者のようなその一団。


「なんだ、あいつらは……一体……」


ドワーフの王子カイナブルはそう呟いた後、ゴクリと生唾を飲み込んだ。


「あの騎士団こそエルフが誇る精鋭中の精鋭……大戦の時に狂った王子と共に世界を荒らし尽くした、『深淵の騎士団』です」


深淵の騎士たちが放つ圧倒的な威圧感に彼は恐怖した。

先程の白銀の鎧を纏った軟弱な騎士とはまるで違う、その武威に。

見ると等間隔に黒い軍団が配置され、こちらを威圧するかのように立ちはだかっている。

その軍団が放つ威圧感は、まさに闇そのものを具現化したようなものであった。


「いやぁ、懐かしいですなァ。奴らときたら素手で魔導鎧と渡り合うような連中です。そんな奴らが隊列を組んでいるのですぞ?昔を思い出して武者震いがしますなぁ!古き良き戦争の日々に戻ったようで心踊りますよ!」


ゼグロフは嬉しそうに言い、カイナブルはゴクリと喉を鳴らした。

魔導鎧と素手で渡り合う……だと?魔導鎧はドワーフの技術の粋を集めて作られた、世界最高の鎧だ。

超高温の火炎を噴き出し、超振動の刃であらゆるものを切り裂き、オリハルコンに迫る程に頑丈な装甲はどんな攻撃も通さない。

そんな魔導鎧と素手で渡り合うなど……そんな馬鹿な事が……。


「魔導鎧如き、素手で叩き壊してくれないと戦い甲斐がないものです。普通のエルフの騎士は軟弱物ばかりですが、あの『深淵の騎士団』は首だけになっても我々を噛み殺そうとする気概に溢れておりますからなぁ。いやぁ、私も今から血が滾ってなりませんぞ!」


ゼグロフは興奮気味にそう言い、カイナブルは絶句した。


「な……何を言って……」


そんなカイナブルを傍目に、老臣ゼグロフは何かを期待するかのようにそわそわと体を動かしている。

敵に恋い焦がれているようなその声色に、カイナブルは少し引いた。


「しかし私はもう歳ですな……あの頃のように血湧き肉躍るような興奮を味わうことは出来そうにありませんな……」


そう言って老臣は遠い目をする。その瞳には深い悲しみと老いが宿っていた。


「いや……つーか、そんな物騒な連中が何故こんなに集結してんだ?これじゃまるで……」


まるで……自分たちを殺そうとしているかのようではないか。

どういうことだ?今回の話は縁談ではなかったのか?

カイナブルは窓から顔を出してエルフの街並を見やる。白を基調とした美しい街は、まさに絵本から抜け出してきたような壮麗さを誇っていた。

しかし、それと対照的に漆黒の軍団は、不吉な予言の具現化のように禍々しい。

おどろおどろしい鎧の軍団がドワーフの馬車を取り囲んでいる様は、闇の触手が獲物に絡みつくかのようで生きた心地がしなかった。


──まさか……縁談を口実に俺を殺す気では?


そんな考えがカイナブルの頭を過る。

だって、そうだろう。縁談という平和の象徴のような単語を隠れ蓑に、奴らは自分達を殺す機会を窺っているのではないだろうか?

そう考えなければ説明がつかないではないか。こんな……こんな無礼千万どころか、武力をちらつかせた威圧めいた事をしでかしてくるだなんて……!


「お、おいゼグロフ。どうなってるんだこれは……!?」


カイナブルの言葉に老臣ゼグロフは暫しきょとんと口を開いた。


「どうなってるんだ、と言われもましても。きっとエルフたちが我々を歓迎してこのような粋な計らいをしてくれたのでしょう」

「い、粋な計らい?歓迎の表れ?お前は本気でそう思っているのか?もしかして変な薬でも飲んで脳味噌が岩になっちまったのか?」


カイナブルは恐怖した。目の前の老臣が、自分とは違う生き物に見えたからだ。


「勿論ですとも」


しかしゼグロフはそんなカイナブルの様子など意に介さず、喜々として語る。


「これほどまでに平和に相応しい連中がおりますでしょうか?見てくだされ、あの凶悪な姿を。あれこそがエルフの真の姿なのですぞ?我々は歓迎されておるのです!彼らの殺意満々の表情の裏には最高の笑顔が隠されているのです!」


ゼグロフの理論はカイナブルの理解を超えていた。


──コイツは何を言っているんだ?あの連中が平和に相応しい?平和とは真反対の存在にしか見えないだろうが。


「ゼグロフ、もしかしてテメェ、眼球潰されて何も見えてないのか?それともの馬車の揺れで脳みそが撹拌されたのか?」


漆黒の鎧を着た屈強なエルフの騎士達が、列を作り自分たちの乗る馬車を迎えている……。

その迫力たるや、オーガも裸足で逃げ出す悪鬼の如き覇気である。

更には全員が抜刀して剣の切っ先を空に向けているではないか。この光景は、平和的な縁談とはかけ離れた、戦争前夜の緊張感を漂わせている。

この光景を見て、歓迎されていると感じるのならばゼグロフの脳味噌は悪夢が花畑に変換されているとしか思えない。


「いや、あれは歓迎じゃないだろ!明らかに俺を殺す気満々じゃねえか!あれは歓迎の儀式じゃなくて、処刑の準備だ!」


カイナブルは叫んだ。その声は、恐怖と怒りが混ざり合い、馬車内に響き渡る。

しかしゼグロフはそんなカイナブルの様子にも動じない。彼の表情は、平和な春の日差しを浴びているかのように穏やかだ。


「若様、何を仰っておられるのですか?御父上を見なされ、あんなに満面の笑みを浮かべておられるではありませんか!」

「オヤジはイカれてんだよ!脳味噌まで筋肉でできてんだから恐怖も感じないんだろうよ!?きっと危険を筋トレの一種と勘違いしてるんだ!」

「何を仰いますか、若様。あれはエルフ達に祝福されておるのですぞ。我が王の素晴らしい筋肉にエルフの戦士も感銘を受けておるのです。彼らの剣は、筋肉への敬意の印なのです」

「意味分かんねえよ!つーかめちゃくちゃ睨まれてるし絶対違うだろ!?あれは敵意の目だ!殺意の目だ!」


カイナブルは叫んだ。しかしゼグロフは自分の理論を全く疑おうとしない。

それどころか、夢を見ているかのようなうっとりとした表情をしているではないか。その顔は、現実という重力から解放された者のようでカイナブルは絶句した。


「きっと今日はいい日になりますぞ!」

「……」


コイツをぶっ殺して逃げようかな、とカイナブルは思うのだった。

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