不死殺しは不死者に生きることを望む
連載中·新着更新:第20話·2025年04月16日 11:09
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あらすじ
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『不死者』が当たり前のように存在する日本。その不死者を殺せる存在は『不死殺し』と呼ばれていた。  父の代理で不死殺しになったばかりの『禍津聖』の元に初めての依頼が舞い込んでくる。依頼人は『鴻伊那』。禍津が通学途中の電車内で一目惚れした彼女その人であった。  伊那は自分が不死者であることを打ち明け、今すぐに殺して欲しいと願った。伊那の不安は不死者の特性にある。もし自身が不死者であることが公になれば、名家である鴻家に傷が付くだけでなく親族から迫害されるかもしれない。その恐怖から伊那は人知れず死を望んだ。  だが、禍津はすぐに依頼を引き受けることはなかった。母親である『真宵』や、不死者の幼女『千代』と相談し、どうにか伊那に生きて欲しいと望んだ。それに真宵は『伊那に安心してもらうためにも禍津のことを好きになってもらおう』と提案するのであった。閉じる
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創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-04-16 11:09ネオ・デビューネオ・デビュー2025-04-16 11:08作者のひとりごと作者のひとりごと
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