十の十乗の百十五乗光年の宇宙戦争
連載中·新着更新:プロローグ-Chapter6·2025年04月12日 18:26
155人気·0·1.6万字
最初から読むブックマーク応援する
あらすじ
詳細
「宇宙というのが一つの人格だとしたら、どんな人だと思う? 厳しかったり、性格が悪かったりするかな?」 「……優しい人だと思う」 「どうしてだい?」 「私たちがこうして、まだ生きているから」  無限に近い質量生成と超光速技術を獲得し、ビッグバンによって生まれた宇宙全域の観測に成功すると、このビッグバン宇宙もまた、なんらかの全体の一部であると分かった。  拡散する宇宙は、なにかを押し退けているのではなく、空間と言えるものに広がっていると、誰もが観測結果として告げた。しかしそこには「全く観測できる数値の存在しない暗黒」があった。  Numerical Blackと名付けられたそれは、空間と定義していいかもわからない、人類の叡智が通用しないどころか、情緒と知恵、または創造の限界のようだった。  技術と資源が時代を動かす。勝利と敗北、希望と絶望、愛と憎悪。人類はあらゆる可能性を描き出す。  その終端は、どうなっているのだろう。閉じる
応援チケット
作品アチーブメント
作者のひとりごと作者のひとりごと2025-04-12 18:38ネオ・デビューネオ・デビュー2025-04-08 02:35創意工夫ありし者創意工夫ありし者
コミュニティ (0)
目次 (6)
しおり
つけとレビュー