双極の旅人~行方不明の魔王と死せる勇者の顛末~
連載中·新着更新:story,Ⅴ:パセリの森·2025年03月28日 23:26
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あらすじ
詳細
 召喚師──その存在は特別視され、奇異なる立場として主に王族、貴族、要人を護る為だけに存在していた。
 その種族は山間で集落を作り、世間とは隔離された閉鎖的な生活を営み、それを知る者と知らない者が、同じ大地の上で生きていた。
 皆、家族を持ち、愛すべき者を持ち、友を持って。

 築かれる物には長い年月が必要だ。
 だが壊れるのは、瞬きするよりも刹那的で儚い――。
 それが、自分の身の上に起こるなどと考える者は少ない。
 目の前にした時、人は初めて気付かされるのだ。
 ある日、何の前触れもなく召喚師の集落は、魔族に襲撃された。
 その光景の恐ろしい事実を突きつけられて果たして、正常でいられる者はどれくらいいるだろうか。
 その一族の末裔は、居場所を失い長い時間を旅して生きてきた。
 過去の現実から、目を背けるが如く。

 故郷を魔族に襲撃され、壊滅した挙句に不老の呪いをかけられてしまったフェリオ。
 悲惨で恐怖な出来事を目前にして、トラウマを抱えてしまったフィリップ。
 当てどもなく旅を続けていた二人は、道中にてそれぞれ一人の少女と、一人の紳士に出会った事で、ようやく旅の“意味”を見出していく。

 世の中には、相反するものが必ずある。
 光と闇、火と氷、天と地、善と悪、生と死etc……。
 おそらくそれは、どこの世界にも存在する。
 これは、そんな“どこか近い”、しかしながら“限りなく遠い世界”の物語。

【注意】本作品には不快な内容が含まれている可能性があります。
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作品アチーブメント
創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-03-28 23:26作者のひとりごと作者のひとりごと2025-02-24 08:34ネオ・デビューネオ・デビュー2025-02-21 20:03
コミュニティ (0)
目次 (6)
しおり
つけとレビュー
自分の存在をご存知の方もそうでない方も改めて、初めまして。
ご縁によりこちらのサイトに登録させて頂きました。
どうぞ、『双極の旅人~行方不明の魔王と死せる勇者の顛末~』をお楽しみください。
そんなつもりはなかったけどどうやら、ダークファンタジーのジャンルに入るそうですが、気にせずハイファンタジーとして御覧頂けたら幸いでございます。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
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