あらすじ
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――――――風を操る女将軍オルタシアは残虐非道を尽くした。彼女の名を聞いただけで、自国の民すらも震え上がるほど。常勝のオルタシアはある日、その報いを受けるときがきた。戦好きな彼女の存在自体を恐れていた身内によって、罠に嵌められたのだ。そのとき、右目を失ってしまう。命からがら、逃げ込んだ場所は森の奥深く。そこにあった小さな小屋へと逃げ込む。そして、そこに住んでいた騎士を夢見る木こりの少年シンゲンと出会い、彼女は誓う――――――彼と共に復讐と国取りの嵐を起こすと――――――

主人公シンゲンは憧れだった騎士になりたくて、国を出て、遥々、アルデシールへ向かうため、海を渡った。半強制的にオルタシアに協力することになったが、騎士に近づけると考えたシンゲンは関わっていくにつれ、前任マルトアが立ち上した白狼騎士団の副官のほとんどが、女だったという事実を知る。そして、ここである結論に達する。

「おい、先代団長! お前、なにカッコイイこと言って、結局、お前、ハーレム作ってんじゃねーかよっ!」

※真面目なストーリーのようなそうでもないようなそんな物語が今、始まる!!
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作品アチーブメント
創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-03-29 00:04ネオ・デビューネオ・デビュー2025-02-01 23:28作者のひとりごと作者のひとりごと
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ブラクラとグランドレスは最高。好きな声優は豊口めぐみさん。エセ軍事オタク。閉じる
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受付嬢の日常~ダンジョンに浪漫(ロマン)を求めて。
受付嬢の日常~ダンジョンに浪漫(ロマン)を求めて。夢と希望を胸に冒険者は今日もモンスターが闊歩する危険なダンジョンへと挑む。

どんな困難な状況でも、どんな絶望的な危機に陥っても、決して諦めず彼らは前へと突き進む。

なぜ、冒険者たちは命をかけてまで、ダンジョンへと挑むのか。尋ねると誰もが口を揃えて言う。

そこに『浪漫』があるからだ。

ダンジョンで死ねるのなら本望! まだ見ぬ世界、そして富の為に!

そういう馬鹿がいるからこそ、ダンジョンに潜る価値が生まれるのだ。

そんな命知らずの冒険者たちの能力を個別で分析し、適切な階層、案内、依頼内容を提示し、送り出す役割を担っているのが冒険者ギルドだ。

そしてその受付嬢もまた優秀な人材である必要がある。

エスドラドの街にある冒険者ギルドに務める職員たちは皆、一流と呼ばれるにふさわしい実力を兼ね備えた者たちであった。

その中でもスバ抜けた能力を持つのがテレンシアだった。

そしてまた、彼女の元へ夢と希望を抱いて、目を輝かした若き冒険者が訪れるのであった。

「君が冒険者に? 死にたくなければ、やめておきなさい―――」

そう言い放ち、追い返すも若き冒険者はあきらめずに毎日のようにテレンシアを指名する。

そして、根気負けしたテレンシアは糞生意気な少年冒険者のサポーターになることを了承するのであった。

この物語はそんな二人の物語である――――。
魔王が勇者
魔王が勇者魔王ロランーーー何世紀もの間、魔王として君臨し自らを勇者と謡う者たちを死へと追いやってきた。

魔物たちを総べて、領地を持ち、城を築いただけで、悪と決めつけた人間たちは執拗に魔王ロランを倒そうと挑んでくる。

しかし、結果は同じだった。

剣聖だろうが、魔法マスターだろうが、武道家だろうが、魔王の前では、圧倒的な力によって、捻り潰された。

圧倒的な強さを誇る魔王ロランは何かをするわけでもなく、目標もないので、とりあえず、居城に引きこもっていたのだが、ある日突然、なんの前触れもなく、世界を創造した女神ソラーナが訪れた。

そして、彼女はあろうことか、人が悪だと決めつけた魔王にこう告げるのである。

「――――魔王ロランよ、今日からあなたが勇者になりなさい」

それを聞いた魔王ロランは正気の沙汰とは思えなかった。

引きこもってから数百年、人の世界では魔王には勝てないと悟り、限りある領地を求め、人同士の争いへと移りかわっていたのだ。

長きにわたる戦乱の中、アトラス帝国に一人の女将軍が現れる。

彼女は停滞していた戦線を一気に押し上げ、次々に敵対する国を滅ぼしていった。

残虐非道、殺戮を楽しむ女将軍シルビアは大陸中を蹂躙し、その行いは、まるで悪魔そのものだった。

女神ソラーナはシルビアによって、世界が征服されてしまうと考え、意を決して、神々の不可侵の誓いを破り、魔王ロランの元へと訪れる―――――。

魔王VS帝国の女将軍シルビアの壮絶な戦いが今始まる!
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