三毛猫はいつだって気まぐれ
連載中·新着更新:第26話·2025年01月30日 10:45
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あらすじ
詳細
中学2年生の高山千尋は一学期の中間テストを前に社会科の課題に頭を悩ませていた。
部屋の窓から景色を眺め、深い溜め息をついていると、お隣の家のブロック塀を歩いていた一匹の三毛猫と目が合う。
どこの家の猫だろうかと見ていると、三毛猫は屋根を伝って千尋の部屋のベランダへと渡ってくる。

とても人懐っこい三毛猫はその日以来、頻繁に千尋の部屋に遊びに来るようになった。
ナァーちゃんと勝手に名付けて可愛がっていたある日、猫には新しい首輪が付けられ、そこには小さく折り畳んだメモ用紙が括りつけられているのに気付く。猫の飼い主からの手紙だ。それ以降、顔も知らない飼い主との猫を介した手紙のやり取りが始まる。

少しずつ猫の飼い主のことが気になり始める千尋。でも、ふとしたことがキッカケで、自分が手紙をやり取りしていたのが同級生の島田海斗だと知ってしまう。しかも、海斗は親友の有希が長年片思いし続けている相手でもある。

親友の恋を応援してあげたいのに、自分も同じ相手のことが気になり始めていて……。
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作品アチーブメント
創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-01-30 10:45ネオ・デビューネオ・デビュー2024-12-28 17:11作者のひとりごと作者のひとりごと
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主にカクヨムとアルファポリスで投稿しています。アルファポリスにて奨励賞4回「第6回ライト文芸大賞」「第7回キャラ文芸大賞」「第17回恋愛小説大賞」「第7回ライト文芸大賞」閉じる
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