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【毎週 水・土 夜9時更新】

「ボクなんかが、君を好きになって、ごめんね……」


恋人はおろか、友だちもろくにいない孤独な少女「黒影 彩月」は、いつも自分に自信がなく、生きているだけで苦しかった。

好きな漫画キャラクターに憧れて、自分の一人称を「ボク」と使っていたが、クラスメイトから「ボクっ子なんてオタクっぽくて気持ち悪い」と言われてしまったことにより、彼女は深く傷ついていた。

「ボクなんて、いない方がいいんだ……」

自分らしく生きることができず、自分の存在自体も否定してしまう彩月。そんな彼女は、ある日クラスの席替えによって「白坂 風太」という少年と隣同士になる。

「僕は、君の一人称が『ボク』なのは、君らしくていいと思うよ」

風太は、彼女のことを唯一肯定してくれる存在だった。彼だけが自分に微笑んでくれた。彼だけが自分の言葉に耳を傾けてくれた。

そんな彼に対して、彩月は次第に恋心を抱き始めてしまう……。

「ボクなんかが、君を好きになって、ごめんね……」

これは、上手く生きられない女の子の、不器用な恋愛物語。
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創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-03-29 21:00ネオ・デビューネオ・デビュー2025-03-01 21:00作者のひとりごと作者のひとりごと
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