あらすじ
詳細
今まで恋愛という恋愛をしてこなかった令嬢、フォスティは。
明日、結婚式を挙げる。
自分の望みが全て叶う結婚がいよいよ明日ということに先日まで喜んでいたフォスティは、いよいよ明日となった今日妙に憂鬱な気持ちとなっていた。
その理由が自分でもわからず、フォスティは思い出の場所に腰かけた。

自分の旦那様となる素敵な男性のことを思った後、いくつかの思い出が過り微笑みを零したフォスティは、気づく。

自分の気づかなかった本当の気持ちに
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ネオ・デビュー2024-12-18 14:54創意工夫ありし者作者のひとりごと
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ココナラでプロランクを維持しているライターです。
ノベルアッププラスで主にレビュアー活動をしており、エブリスタでは作品投稿をしています。
ライター活動を主にしながら、小説執筆を行っている文字の中を泳ぐお魚です。
よろしくお願いいたします。
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三十路になった私。金色の糸で結ばれた結婚相手はまさかの狸妖怪!?※水・金週2更新(時々週3→その場合月・水・金)です

人は糸で結ばれている。その糸は色によって意味が違う。
代表的なものでいうと、黒は不運。白は幸運。赤は好かれている人の数。
太さによって効果や思いの重さが違うその糸が見えるのは、葛葉神社の巫女のみ。
切ったり、結び変えたりできるのも、巫女のみ。
それらの糸の中で滅多にない色がある。
それが、運命の糸。
色は金色(こんじき)。
金色の糸で結ばれたものは、必ず結婚することになる。
運命の糸は巫女であっても解いたり切ったり出来ないほど強い力を持つ。
しかし、輝かしいその色の糸に出会うことは、めったにない。
30歳になっても、自分から伸びる糸が見えることのなかった巫女、楠葉は自分には縁のない糸たちなのだろうと割り切って巫女としての仕事に生涯を注ぐことに決めていた。
そんなある日、空が真っ赤に染まった夕暮れ時。
巫女である楠葉が葛葉神社の鳥居の下を2回くぐった、刹那。
金色の糸が現れ、その先には黒い袴を纏った茶髪の男が居た。
しかしその正体は、人間に化けた狸。しかも不死身で倒すことのできない、悪戯好きの妖怪バカ狸。
あまりの驚きで妖怪と認識する前に、見たことのない美男な容姿に見惚れてしまった楠葉は幻惑をかけられて結婚させられることに。
その結婚生活は勿論平和なわけがなくて……!?

これは、三十路になって男に対して耐性のない気の強い巫女と、悪戯好きからかい好き迷惑行為大好き妖怪の化け狸の夫婦による奇想天外の結婚生活物語。