連載中·新着更新:⑧わたしにもできること·2024年12月26日 08:07
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あらすじ
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一人だけど、独りじゃない。人間と神使が、支え合いながら、自分の足で再び走り出す物語。

狭山ヶ丘治療院の孫娘・桐谷明香里は、ふわふわの尻尾と耳のある少年の手当てをする。少年を迎えにきた、美形だけれど感じの悪い青年・真高にも、もふもふの尻尾と耳があった。

彼らはあやかし、その中でも走って神と人をつなぐ「神使」だという。腕と脚を見込まれ、神使の晴れ舞台「あやかし出雲駅伝」のサポートを頼まれる。
実は明香里は大学の駅伝部の学生トレーナーだが、大きな失敗をしてしまい、部活に顔を出せずにいた。
自分をもう一度信じるため、サポートを引き受ける。

月羽、猛生、透翠、和楽、飛鳥、丸々と、六使集めて練習を始める。駅伝経験者である真高にも走ってほしいが、真高は55年前に駅伝を走るのをやめていた。
説得を試みる中、明香里は人間不干渉派のあやかし・幽雅とのトラブルに見舞われ、駅伝で優勝しないといけなくなってしまい――?

真高が「走らない」と頑ななのはなぜか。
動機がばらばらな神使たちは、襷をつなぐことができるのか。
サポートの陰で不穏な動きをするあやかしたちは、何を企んでいるのか?
そして、明香里は部活に戻ることができるのか。
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ネオ・デビュー2024-12-18 07:52創意工夫ありし者作者のひとりごと
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