姫の護衛は楽じゃない
連載中·新着更新:第15話·2025年02月05日 12:00
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あらすじ
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虚無と倦怠、惰性の海に沈みながら、たった一人でダンジョンに潜り続ける少年がいた。
そんな少年に、声をかける男がいた。
どうやら少年のことをずっと観察していたらしく、気になっていたらしい。そしてその男はこう言った。

「お前、ウチで仕事やらねぇか」

そうして流されるまま、少年は男の世話になる。
男の元で仕事を熟すうち、少年の瞳の色も幾分マシになっていった。
荒事ばかりのその仕事が、しかし、かつて何も護れなかった少年に生きる意味を与えていた。

数年後、少年に新たな任務が与えられる。
それはとある令嬢の護衛。安全が確保されるまでの間、共に学園へ通い護衛する。
少年は二つ返事で仕事を引き受ける。特に変わりのない、いつもどおりの仕事だと。
だが上司である男は言った。

「ちなみに女子校だから。お前女装してメイドね」

こうして、少年の苦難の日々が幕を開けた。
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創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-02-05 12:00ネオ・デビューネオ・デビュー2025-01-22 12:00作者のひとりごと作者のひとりごと
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