あらすじ
詳細
【木・日 22:00頃更新】

世界樹の枝に住む出来損ないの巫女と龍のファンタジー。

はるか昔。
魔物の脅威から逃れるため、人々は世界樹へと登り、それぞれの枝へと住み分けた。
そのうちの一つ、とある枝の小さな村から物語は始まる。

かつて龍を守り神と崇め、しかし時代とともに信仰が薄れつつある止まり木村。
そこで若くして両親を失い、当代の龍巫女になったキリノは、
歴代でも最低クラスの『出来損ない』と呼ばれていた。

長く虐げられてきた彼女だったが、
ある日、村の守り神である『龍神様』が忽然と姿を消したことで、
その仕打ちは決定的なものとなる。

「巫女が出来損ないだから龍神様に逃げられた」

 誰も頼る者もない状況に、とうとう限界を迎えるキリノ。
 そんな彼女の前に一人の男が現れる。

「俺はおまえが仕え、世話してきた龍神。――この村の守り神だ」
「……は? バカじゃないの?」

 これはそんな二人の物語。

※念のためセルフレーティングを『暴力描写在り』に変更しました。
 極端な表現は予定しておりません。
閉じる
応援チケット
作品アチーブメント
創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-03-13 21:55ネオ・デビューネオ・デビュー2025-01-17 22:05作者のひとりごと作者のひとりごと
コミュニティ (0)
目次 (17)
しおり
つけとレビュー