あらすじ
詳細
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。

曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。

レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。

それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。

はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。


ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
念のためR-15推奨
※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムにも掲載中。
※全二十一話。
※表紙はネオページ様の表紙作成ツールを使用しています。
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創意工夫ありし者2024-12-02 19:09ネオ・デビュー2024-11-12 19:00作者のひとりごと
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生息地→主に小説家になろう様に生息。(最近はカクヨム様やアルファポリス様にも)
『自分が読みたいモノをかく(書くor描く)』をモットーに執筆したり時々絵を描いたりしています。(表紙につきましてはネオページ様には素敵な機能があるのでそちらを利用させていただくつもりです。もしかしたら、自作の表紙を載せることもあるかもしれませんが……その時は記載しておきます)

作品傾向→『ざまぁ』『異世界』『転生』『ミステリー風味』『悪役令嬢』『聖女』『現代恋愛』
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他の作品
『親友』との時間を優先する婚約者に別れを告げたら筆頭聖女の私にはルカという婚約者がいる。教会に入る際、ルカとは聖女の契りを交わした。会えない間、互いの不貞を疑う必要がないようにと。
最初は順調だった。燃えるような恋ではなかったけれど、少しずつ心の距離を縮めていけたように思う。

けれど、ルカは高等部に上がり、変わってしまった。その背景には二人の男女がいた。マルコとジュリア。ルカにとって初めてできた『親友』だ。身分も性別も超えた仲。『親友』が教えてくれる全てのものがルカには新鮮に映った。広がる世界。まるで生まれ変わった気分だった。けれど、同時に終わりがあることも理解していた。だからこそ、ルカは学生の間だけでも『親友』との時間を優先したいとステファニアに願い出た。馬鹿正直に。

そんなルカの願いに対して私はダメだとは言えなかった。ルカの気持ちもわかるような気がしたし、自分が心の狭い人間だとは思いたくなかったから。一ヶ月に一度あった逢瀬は数ヶ月に一度に減り、半年に一度になり、とうとう一年に一度まで減った。ようやく会えたとしてもルカの話題は『親友』のことばかり。さすがに堪えた。ルカにとって自分がどういう存在なのか痛いくらいにわかったから。

極めつけはルカと親友カップルの歪な三角関係についての噂。信じたくはないが、間違っているとも思えなかった。もう、半ば受け入れていた。ルカの心はもう自分にはないと。
それでも婚約解消に至らなかったのは、聖女の契りが継続していたから。

辛うじて繋がっていた絆。その絆は聖女の任期終了まで後数ヶ月というところで切れた。婚約はルカの有責で破棄。もう関わることはないだろう。そう思っていたのに、何故かルカは今更になって執着してくる。いったいどういうつもりなの?


戸惑いつつも情を捨てきれないステファニア。プライドは捨てて追い縋ろうとするルカ。さて、二人の未来はどうなる?

※曖昧設定。
※小説家になろう様、アルファポリス様、カクヨム様にも掲載。
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