あらすじ
詳細
【あらすじ】

物語の舞台である極楽の荘厳。この大陸は如何にして生まれたのか? 

そんな謎に包まれた大陸であり、なくてはならない存在。
数千年前、もしくは数億年前になにが起きたというのか?

その全ては、ある人物が残した備忘録から始まった……。
1つ1つに記された文字を解読していく度に、突きつけられる真実。

心安らぐ大陸でありながら、儚く切ない極楽の荘厳と呼ばれた理想郷。
真実を理解するには、文字を解読する必要がある。

読み解くには数年の時が必要かも知れない。
備忘録という古文書に記されていた謎とは……。

こうした5章に纏められた構成。それは【五天の物語】

*1章 生天編【この世に理想郷が生まれた由縁】
*2章 世天編【人々と共にあり続ける極楽の荘厳】
*3章 浄天編【失われた時を願う寂静な孤独】
*4章 義天編【心の拠り所、信じたが故の悲しき想い】
*5章 義天完結編【真理とは何か、明かされる秘められた真実】

そして、メッセージを記した4つの物語。つまりは三世物語。

『現世の恋』『両親の恋』『千年前の恋』『未来の恋』

そんな切なく心憂い恋愛を大前提とした中華ファンタジー。
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創意工夫ありし者創意工夫ありし者2024-12-29 17:42ネオ・デビューネオ・デビュー2024-11-09 00:21作者のひとりごと作者のひとりごと
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たとえこの身が滅びようとも、僕は決して君を忘れはしない
たとえこの身が滅びようとも、僕は決して君を忘れはしない【あらすじ】

いにしえより神の遣いとされてきた白蛇。
瞳はルビーのように赤く、体はアルビノによって生じた白化した姿。

その魅惑する風貌から、または神の化身なのではないかと言い伝えられてきた。
ゆえに、日本各地では縁起のいい動物として信仰の対象にもなっている。

このような神獣ではあるが、意外にも天敵が多く簡単に鷹やイタチなどに捕食されやすい。
だからであろう、ある日のこと……神社の片隅で、一匹の白蛇が猛獣に襲われていた。

そんな最中――、現場に偶然にも出くわした4人の幼子達。
この者たちの活躍によって、白蛇を猛獣の手から助けてやることができた。

けれど、傷は深く致命傷を負っていた為に、瀕死の状態であった。
だが……懸命な介抱により、一命をとりとめることに成功。

これにより、白蛇は幼子達を主人とでも思ったのであろうか。
ひと時も傍を離れようとはしなかった。

まるでその様子は、何かのしがらみから遠ざけているような光景。
しかし、それは気のせいではなく、実際には運命の因果から守られていた。

なぜなら、4人の幼子達の中に……1人だけ現世で存在してはならない魂があったからだ。
従って、何度も身に降りかかる死の恐怖。回避しても逃れられない不幸の連続。

白蛇は、この子を魂の消滅から助けていたのであろう。

ではどうして、今ままで死なずに生きてきたのか?
理由は、幼子の父親によって死の危険から助けられていたからだ。

――他者の命と引き換えに…………。

だからといって、前世で犯した罪の因果は決して消え去ることはない。
僅かに命の寿命が伸びるだけ……そう、今は白蛇の助けによって、時の経過が止まっていた。

しかし、やがて訪れるであろう魂の消滅。
ならば、因果の運命に逆らえず、死を待つだけしかないのであろうか……。

こう思われたが、1つだけ抗うがことが出来る唯一の手段があった。
それは白蛇の加護を得る代わりに、業の裁きを受けなければならない。

いわゆる代償というやつだ。

元々白蛇とは、神の遣いや化身以外にも伝えられてきたものがある。
といっても、あまり知られていないと思うが、縁結びの象徴としてご利益があるとされる。

つまり代償というのは、結ぶのではなく引き裂く縁。
この裁きを受け入れれば、白蛇の助けなくとも魂の消滅は免れることができるだろう…………。
《パラサイト・オーガ》~記憶の欠片を探し求めて……
《パラサイト・オーガ》~記憶の欠片を探し求めて……【あらすじ】

ある国が敵国に対して投下した核爆弾。
これによって、同じように核による報復攻撃を行う相手国。

そして…………連鎖の輪は他国にまで広がりを見せ、様々な国で戦争が勃発することになる。
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