あらすじ
詳細
 宮本 勝は転生者だ。
 前世は現代日本に住んでいるどこにでもいる社会人なりたてホヤホヤの男だった。

 でもトラックに轢かれて転生した。

 そして彼は第二の人生を授かった。 
 そこも現代日本だったが。
 ファンタジー要素が全く無ければ魔法もない、超能力もない。全くもって『普通の世界』だった。

 
 宮本 勝は転生者要素を除けば普通の人間だ。
 特に優れた能力はないし、重い過去を背負っている訳でもない。昔から仲良しの幼馴染はいるが、別にハーレムとは無縁だ。

 環境も能力も普通が似合うだけの男。

 だから普通に生きていこうと思った。
 第二の人生を平凡なりに幸せで過ごしていこうと思った。

 幼馴染が連れ去られるまでは。

 彼は知らなかった。
 この世界には魔法も超能力もあって、ファンタジーとは言わずとも空想じみた敵もいるという事も。
 正義の味方みたいな組織も存在する事も。
 そして彼自身にも特別な力がある事も。

 二度目の死に際で力を発現した彼は叫ぶ。
 転生時に覚えてしまった死に対する恐怖を超えて、幼馴染を救う為に立ち上がって彼は叫ぶ。
 
「変身!」
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創意工夫ありし者創意工夫ありし者2024-11-13 02:48ネオ・デビューネオ・デビュー2024-11-05 19:12作者のひとりごと作者のひとりごと
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踏み台キャラである偽勇者の俺はひたすらに足掻く
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 カイトは勇者である。
 復活する魔王を倒すべく日々特訓し、平和を守る為に村を襲う魔物達を退治していた。
 そうして彼は最終的に魔王を倒し、世界を救うだろう。

 そんな未来は絶対来ないが。

 カイトは前世を思い出し、知ってしまった。
 この世界は前世でやった事のあるダークファンタジーゲームが元になっていると。
 そして自分は偽物の勇者で、しかも敵によって作り出された捨て駒のホムンクルスだと。
 さらに重要な情報も思い出した。

 本物の勇者は、カイトの想い人であるクレアだ。

 小さい頃からカイトと一緒に過ごしてきた幼馴染クレア。小さい頃、勇者のように大切な人を守りたいと誓い合った仲であり、その日からカイトと共に戦っている戦友だ。

 もしゲーム通りに進むなら彼女は濡れ衣を着せられた上に追放されて、ヴァルハラ王国の追手から逃げる生活を強いられる。
 しかし逃げる過程でいろんな村や街を訪ねて仲間を増やす。そうやって出会いと別れを繰り返し、やがては本物の勇者として覚醒するのだ。
 
 そして最後に彼女は。

 魔王と相打ちになって死ぬ。

 カイトは激怒した。
 そんな事はさせない。
 ゲーム通りの結末にさせてなるものかと。
 だからこそ彼は決意した。
 クレアを死なせない為にゲームストーリーを変えてやろうと。

 これは贋作として作られた男が破滅に抗う物語である。


※話によって視点変更あり。
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