あらすじ
詳細
「わたしを召喚したのはあなた?」って…雛祭さん!!どういうことだよ!?

「雛祭ちかな(ひなまつりちかな)」は、おれのクラスのまじめ女子。

対して、おれ「鯉幟大知(こいのぼりだいち)」はクラスのモブ。ラノベ好きなオタクだ。

おれと雛祭さんは、同じクラスでもからむことのない、別世界の住人だった。

あの日までは———。


それは、校舎裏で、掃除をしていた時だった。
雛祭さんが、突然現れ何かをいおうとした瞬間、足を滑らせ、転んでしまったのだ。
幸い無傷だったようだが、ようすがおかしい。

「雛祭さん、大丈夫?」
「———わたしの転生先、ここですか?」

雛祭さんのそばに、おれが昨日読んでいた異世界転生ラノベが落ちている。
これはいったいどういうことだ?

病院の検査の結果、雛祭さんは「一過性全健忘」ということらしい。
だがこれは、直前まで読んでいた本の影響がもろに出ているのか?
医者によると症状は、最低でも二十四時間以内に治るとのことなので、一安心。

と、思ったら。

数日経ってもちっとも治らないじゃない上に、自分を「異世界から転生きた人間」だと信じて疑わない。
どんどんおれに絡んでくるようになってきてるし。

いつになったら異世界転生記憶喪失は治るんだよ!?
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作品アチーブメント
創意工夫ありし者2024-11-29 18:32ネオ・デビュー2024-10-28 18:58作者のひとりごと
コミュニティ (0)
目次 (32)
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つけとレビュー
ホラーや、児童向けのお話がすきです!
◇ポートフォリオ
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