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あらすじ
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1980年代アメリカ。過去に虐待されたという偽の記憶による冤罪事件が多発した虚偽記憶問題が取りざたされる中で、それを意図的に利用したことのある医師カール・モンゴメリーは、患者のキャサリン・バートンによるテレビ取材での奇妙な証言を耳にする。

「〝きたれ 地獄を抜け出しし者 十字路の支配者よ 汝 夜の旅行者 昼の敵 闇の朋友にして同伴者よ 犬の遠吠え 流血を喜ぶ者 影のなか墓場をさまよう者よ あまたの人間に恐怖を抱かしめる者よ ゴルゴ モルモ〟 千匹の仔を孕みし森の黒山羊よ!」

それは、実際に存在する黒魔術とクトゥルフ神話における架空の神シュブ=ニグラスの異名を合わせたものであった。

キャサリンをそこまで狂わせてしまったのかと戦慄するカールであったが、やがてその周辺にはシュブ=ニグラスが実在するかのような奇怪な出来事が起き始める。
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創意工夫ありし者2024-10-28 08:07ネオ・デビュー2024-10-15 20:27作者のひとりごと
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つけとレビュー
自称魔術師、オカルト趣味な少女愛者、SCP財団職員、作家志望の自閉スペクトラム症です。小説等は安定してるときに更新。
『エブリスタ未完結でも参加できる執筆応援キャンペーン「陰陽師/人外/異形」、準大賞受賞』
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