1743666417747,1743666417811,64
あらすじ
詳細
「私を楽しませてくれる間は、あなたを生かしてあげますね?」
王子ローレンツは、ただの道具である。そんな彼は、自らの死を避けるために動き出す。まずは周囲を味方にして、その先に権力を取り戻す事を目指して。
協力先に選んだのは、宰相ユフィア。王ですら手札とする彼女は、ローレンツを全力で振り回す。それに応えつつ、ただ口先だけを武器に奔走していく道化。
ただ、彼の命運を握るのはユフィアだけではなく……。
「ふふっ、どうしても困ったら、案を出しても良いですよ? 一度くらいなら、楽しめるでしょうから」
「妾の靴を舐めよ。そうすれば、少しくらいは兵を貸してやろう」
「わたくしは、殿下の忠実なしもべ。ですから、全て任せていただければ良いのですわ。全権を、ね?」
清楚系お茶目腹黒宰相、妖艶傲慢騎士団長、気品あふれる冷徹公爵令嬢。他にも権力や武力などの力を持った様々な毒婦が乱れ集う。それでもローレンツは、ただ命だけを賭け金として欲望の狭間を立ち回っていく。
「ローレンツさん、騎士団長は私の敵です。でも、頑張って協力を求めてくださいね」
「ユフィアは妾を殺そうとした! それを見逃せというのか!?」
「殿下さえご決断されるのなら、わたくしはすべてを葬りましょう」
続く無理難題、周囲の派閥争い、乱れていく国。誰かに味方をすれば、誰かを敵に回しかねない。絶望を背に、いつか主導権を握ることを目指して、最後に笑うためにローレンツはあがき続ける。閉じる 応援チケット
あと1枚で順位が上がります!
創意工夫ありし者2025-04-02 18:00
ネオ・デビュー2024-09-30 18:00
作者のひとりごと