完結·最近更新:エピローグ·2024年10月21日 20:23
798人気·9·62,927文字
最初から読むブックマーク応援する
あらすじ
詳細
戦争は終わったのに、夫は帰ってこない……
大陸全土を巻き込んだ戦争が終わって3年。
かつて帝国と呼ばれていた強大な国は革命が起き、共和国となった。混乱の社会の中、片田舎で息子を育てながら姑に仕え、傾きかけた男爵家を切り盛りするエレノアの元にある日突然、待ち続けた夫ヴィルヘルムが丸6年振りに復員してくる。脚に酷い火傷を負って。だが、彼は本当にヴィルヘルムなのだろうか。なぜなら彼には……

『エレノア、マルベリーの花言葉を知ってるかい?
……共に死のう、だ。』

疑惑と狂気に侵されてゆくエレノアが辿り着いた真実とは……?



*大陸の恋シリーズ三部作Ver.2.0
*カクヨム、Nolaノベルでも公開中

▲殺人、死体など、また性的な内容が含まれます。あまり詳細な表現はありませんが、苦手な方はご注意下さい。R-15に該当すると思われるエピソードにはタイトルに*マークを付けております。
閉じる
応援チケット
作品アチーブメント
創意工夫ありし者2024-10-21 20:23ネオ・デビュー2024-09-19 00:21作者のひとりごと2024-09-19 00:21
コミュニティ (0)
目次 (30)
しおり
つけとレビュー
2024年6月、天から突然「書け!」という啓示を受けて小説の投稿を開始しました。見た目に反して少女趣味だよねとよく言われます。19世紀ヨーロッパの架空の国がメインの恋愛小説を書いています。あまり性的に過激な表現はありません。魔法、転生、タイムリープもほぼ無しです(得意な方尊敬します!)。切ないラブストーリーがお好きな方、キュンキュンしたい方、是非覗いてみて下さい。ご意見ご感想もお待ちしています。プライベートでは猫系モフモフ動物とチョコレートをこよなく愛しています。閉じる
フォロー
他の作品
導く者に祝福を、照らす者には口づけを 〜見捨てられた伯爵夫人は高利貸しの愛で再び輝く〜大商人と悪徳高利貸しという、表と裏の顔を持つ男ローレンス。 夫とその愛人から虐げられ、借金まで背負わされて悲惨な結婚生活を送る伯爵夫人リリアーヌ。 互いに秘密を抱えた二人が運命に導かれて出会い、心を通わせてゆく、密やかで激しい愛の物語。 宮廷への出入りも許されている大商人ローレンス・フィッツジェラルドはある日、借金の取り立てのためオルフェウス伯爵家を訪れる。 そこで彼が目にしたのは、夫とその愛人に蔑まれ、金貨300枚もの借金を背負った伯爵夫人リリアーヌの姿だった。 普段、社交界で目にする貴婦人達とはあまりにも違うその怯えた様子に違和感を覚えるローレンス。 だが、そんな伯爵夫人とは名ばかりの悲惨な結婚生活にも心折れず、働いて借金を返すと言い、使用人のいなくなった屋敷で家事一切をこなしているリリアーヌの姿を見ていたローレンスの頭にある提案が浮かぶ。 「家事が得意なら、貴女に働き口を紹介しよう。俺の屋敷に来て身の回りの世話をしてくれ。その給金で借金を返せばいい」 思いもよらぬ提案を受け入れて、ローレンスの屋敷にやって来るリリアーヌ。 二人はゆっくりと心を通わせてゆく。 だがある時、誤解が元でローレンスはリリアーヌの秘密を知ってしまい……? ※大陸の恋シリーズ Ver.1.0です。今後、三部作+αの予定。 ※他小説投稿サイトでも同作品を掲載中です!(エブリスタでPV 77,000over 達成、現在も更新中) ※あまり過激な性表現はありません。暴力的あるいは性的な表現のあるエピソードにはタイトルに「*」がついていますが、あくまで保険としてのレーティングとなります。
ファンリスト