連載中·新着更新:·2024年11月02日 19:00
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あらすじ
詳細
「ねえ、知ってる?
 公衆電話で、お金もカードも入れずに、〇のボタンを長押しすると『こっくりさん』に繋がるんだって。
 その『こっくりさん』は、相談事や悩み事を親身になって聞いてくれて、願いを一つ叶えてくれるんだよ!」
 そんな噂話があった。
 鳥崎高校の七不思議的存在「烏戸通」と0界通信のこっくりさん「古木常よしのり」は、今日も電話を待っている。
 何故二人が「0界通信」をしているのか。どうしてヒトは願うのか。願いを叶える「こっくりさん」を演じるのはナゼなのか。
 その答えは、何処に?

小説家になろうにて開催された夏のホラー企画の参加作品です。期間内に完結できませんでしたので、ネオページの転載を期に、完結へ向けて、更新していこうと思います。よろしくお願いいたします。
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創意工夫ありし者2024-11-02 19:00ネオ・デビュー2024-09-10 19:00作者のひとりごと
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つけとレビュー
ダークな作品を書くのが好きです。小説書いて20年超え。閉じる
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氷の剣士は炎の勇者に立ち向かう生命を育み育てる生命の神を奉るセカイ、セフィロート。
このセカイは幾度もの災厄を[ダート]という魔法の概念から外れた特殊能力を持つ者たちにより救われてきた。
影年一九九五年、セカイは生命の神の対抗神闇の女神ディーヴァを奉る魔王ノワールの下に決起した魔物や魔族によって、セカイ侵攻が行われ、十あるうちの六都市を魔王軍に占拠されるという危機に陥っていた。
こんなセカイにもたらされたダートの持ち主は二人。炎を自在に操るダートの持ち主のリヴァル。氷を自在に操るダートの持ち主のリアン。
けれど、とある出来事をきっかけに、勇者として育てられていたリアンは森へ逃げ、迷子になっていたところを魔王四天王の一人にして、森の守護者であるアミドソルに助けられる。
敵ということよりも助けてくれて、たった一つの望みを叶えてくれたソルに深い恩義を感じたリアンは、ソルへの恩返しにソルの森の守護者としての役目を手伝うことに。
けれど、魔王四天王と結託するリアンをもう一人の勇者リヴァルが許すわけもなく……



「僕はただ、僕を僕のままで受け入れてくれた人を、場所を、守りたいだけなんだ」



そんなリアンの純粋な思いをリヴァルは否定しようとする。
リアンが敵でも味方でもないなんて、理解できなかったから。

普通の物語でなら、主人公の好敵手となるような人物の視点から描いた切ないすれ違い。
心を研ぎ澄まして、静かに——
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