あらすじ
詳細
祖先の悲恋をやり直し? 子孫の「わたしがですか?」
滅亡した王国の辺境伯を祖先にもつ歴史学者シンシアは、或る日、友人の考古学者から『遺跡で発見された巨大石板の解読をして欲しい』と依頼される。
メールに添付されていた石板の画像には、祖先マクシム・バイロンの名が刻まれていた。胸騒ぎを覚えたシンシアが発掘現場へ赴くも、到着早々に崩落事故に巻き込まれる。
巨大な石板と共に地底に落下したシンシアは、石板に刻まれた祖先の名と紋章に触れながら意識を失った。
目覚めたのは白い世界。そこで出会ったのは、シンシアと瓜二つの女性、祖先マクシムの娘シルヴィアだった。
「どうか、エルディオン・プロキリアを救って」
滅亡した王国の元凶である暴君の救済を懇願されたシンシアが、「わたしがですか?」と聞き返した瞬間。およそ2000年の時空が逆行し、子孫シンシアは、祖先シルヴィアの身体に転生していた。
閉じる
応援チケット
作品アチーブメント
創意工夫ありし者2024-11-15 12:44ネオ・デビュー2024-09-04 09:36作者のひとりごと
コミュニティ (0)
目次 (38)
しおり
つけとレビュー
珈琲とスイーツ、ミステリー小説が好き。好きな探偵は『京極堂シリーズ』榎木津礼二郎。推しは『憂国』のウィリアム・ジェームズ・モリアーティ。閉じる
フォロー
他の作品
幸運な彼女と怪しい見合い相手 ~「愛しています」求愛宣言からの決別宣言「地獄に落ちろ」~毎週【月・火・木】更新
 
『恋と願いはよくせよ』なんていう、ことわざがあるから。
ついつい「相思相愛な良縁を! 願わくば、金アリ男前で!」などと、
必要以上に欲をかいてしまった夏の終わり。

ただでさえ、欲深き願いごとだったというのに、さらに欲をかき、
心願成就とばかりに「男運、爆アゲで!」と、
吉方に向かって祈ってみたりなどした結果……凶方より怪しき者きたり。


『 幸運つづきの彼女 と 怪しい見合い相手 』
~「愛しています」求愛宣言からの決別宣言「地獄に落ちろ」~


仕事と酒があればこのままでもいいかな──と思っていた社会人5年目の寿々。

「とりあえず会ってみて」と、恩人から舞い込んできた見合い話を断れず、訪れた老舗ホテルにて、

「僕、まだ結婚する気ないんだよね。相手の写真もみたけどさあ……」

30分以上遅刻してきた見合い相手の不愉快極まりない発言を耳にして、
「こっちだって願い下げだ」と憤った直後、最悪の顔合わせとなる。

完全アウトな見合い相手・左近之丞をギロリと睨みつけたとたん、
なぜか態度を豹変させた男から「愛しています」と、いきなりの求愛宣言。

理解不能な見合い相手の言動に困惑しつつ、こんな男には付き合っていられないと、

「二度とわたしの前に顔みせるんじゃないわよ」

捨て台詞を吐いて立ち去った寿々を、

「待って……待ってください!」

半泣きの左近之丞が追いかけてきて……


恋も空も、うつろいやすい秋のはじめ。
主人公・寿々の恋模様は、暗雲と混迷と波乱に満ち溢れていく。

人生あれこれツイているのに、なぜか男運にだけは見放された残念系大人女子の奇々怪々ラブコメディ。

ファンリスト