あらすじ
詳細
『必ず……見つけ出す……だからこの指輪はお前が持っていてくれ……』

 そう約束をし、時折芽衣李(ときおりめいり)は婚約者だったラフェドの腕の中で亡くなる。
 しかし芽衣李が転生した先は、乙女ゲームを舞台とした悪役令嬢シルヴィア・ローレンとしての破滅の運命だった。
 シナリオ通りの破滅を迎え、魔王を探すため国外追放を甘んじて受け入れるのだが、次の舞台と言わんばかりに、高位の人外たちが用意した箱庭の国に聖女候補として選ばれてしまう。
 そしてその箱庭を作り上げた創設者は魔王ラフェドだったのだが、彼はシルヴィアのことを全く覚えていない。
 ショックを受けるも受け入れようとした矢先、魔王ラフェドとシルヴィアは本の呪いに掛かってしまう。
 呪いを解くため奮闘する内にシルヴィアの魅力に気付いた人外のドラゴンや魔人、妖精たちが契約を結ぼうと現れるのだが……。ラフェドの記憶が蘇るも呪いのせいですれ違う。
「――覚えていないから不貞腐れて諦めたのか」
「え?」
「それとも吹っ切れたとでも言うのか。お前の執着はその程度のものだったと解釈すれば良いのか?」
「アルベルト……さん?」
「アルベルト――か、お前はこの姿でも俺の名を呼ばないんだな」

これは前世で出会った魔王と人間が、様々な困難に立ち向かいながら、記憶を取り戻していく拗らせた魔王に愛されるお話。

※すれ違い×記憶喪失×コメディ
※第1部完結までは小まめに更新予定です。
※R15は保険です。
※旧タイトル「元悪役令嬢は聖女候補として箱庭遊戯で舞い踊る」。こちらのリメイク版です。
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作品アチーブメント
創意工夫ありし者2025-01-15 21:46ネオ・デビュー2024-09-01 14:43作者のひとりごと2024-09-01 14:43
コミュニティ (0)
目次 (9)
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つけとレビュー
「初めまして旦那様(短編)」「死に戻り(連載)」コミカライズ
「バッドエンド確定~上下巻」「攫われ姫」電子書籍発売中
「前世の私と今世の臆病王女」ネオページ契約連載予定
◆書籍「逸話物語」「SORAすべての風が交わる場所」
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前世の私と今世の臆病王女との王位継承生存戦略特別な血筋である第五王女レイチェルは兄の死を変えるため、八回死に戻りするも運命を変えられず心が折れてしまう。
魔導書の怪物ダレンと死に戻るため賭けを放棄しかけた時、前世の魂、煌星カノンの人格が表に出て新たな賭を提案する。
臆病王女で心が折れかけたレイチェルは、カノンの言葉に鼓舞されて賭けに挑み、九回目の死に戻りの権限を得ることに成功。

そして魔導書の怪物ダレンはずっとレイチェルに求愛していたと言い出し──。
九回目の死に戻る時間は時間が変わり、その僅かなタイムリミットが覆らなかった遊戯盤を大きく揺らがす。
自分に自信がなく、いつも詰めの甘いレイチェルを支える無茶振りのカノンと、有能だが求愛モードに豹変したダレン。自分を救ってくれた恩人にして主人と仰ぐ奴隷傭兵シリル……。

九回目まで救えなかった人たちを、まるっと救い、敵陣営までも味方に引き込み目指すは、王位継承権──ではなく、第二王子陣営に入ること!
これは、平穏無事な自分の死を回避するため臆病で自信のないレイチェルが王位継承争いを生き抜く、ドタバタ痛快ざまぁアリの恋愛サクセスストーリー。

※第1話のみ火曜日に公開しました、基本的には月・水・金の更新になります※

【登場人物】
主人公
◆レイチェル・グレン・シンフィールド(15歳)
→第五王女(王位継承権第2位)

◆煌星カノン(本名:???)
→レイチェルの前世

◆ダレン
→魔導書の怪物。人外。

◆シリル
→8回目の死に戻りでは、ローレンツの護衛騎士

◆ランファ
→護衛騎士OR護衛剣士

◆ローレンツ・グレン・ランフィード
→第二王子(王位継承権第1位)、レイチェルの兄

◆レジーナ・グレン・ランフィード
→第二王女(王位継承権第4位)、側室の娘

◆ランドルフ・グレン・ランフィード
→第三王子(王位継承権第3位)

◆ペーター・グレン・ランフィード
→第四王子(王位継承権第5位)

◆ペテリウス伯
→カエルム領地の経営代行

◆リスティラ侯爵
→五大貴族の一角。

◆エドウィン・リスティラ
→侯爵家の次男(???、養子)
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