あらすじ
詳細
異世界アレバルニア、この世界の住人全てに授けられる特別な才能――ギフテッド。
作るもの全て美味にしてしまう、料理人最高峰のギフテッド『究極シェフ』を授かったマーヤ・ボナペティはある日、何者かによって『味覚障害』の呪いをかけられてしまう。その呪いによって水以外の一切を口にすることが出来なくなったマーヤは、栄養失調で痩せ細ってしまい明日をも知れない命となる。
ある日、マーヤを救う為にと一人のコックが訪れる。彼はこの世界で数少ない『究極シェフ』のギフテッド持ちであったが、彼の作る料理ですらマーヤを救うことは出来なかった。その時、コックが一冊の不思議な魔術書をマーヤに手渡す。その本に書かれた魔法陣を使って、マーヤはある人物を召喚することに。
彼の名前は諏訪部正太、異世界流通センターと呼ばれる食品卸売業の営業マンだった。異世界を股にかけて商いをしている諏訪部は、こことは違う世界『チキュウ』から召喚されてやって来たと言う。
呪いによりアレバルニア産の食べ物の一切を食べられなくなってしまったマーヤの為に、コックは「チキュウ産の食材とレシピを使って料理したものなら食べられるんじゃないか」と提案。
その狙いは的中し、食事を数年振りに食べることが出来たマーヤ。

「呪いが解けるまで、うちと取引しませんか? こちらはチキュウ産の食材とレシピを提供する。それをあなたが購入し、調理して食べれば健康を取り戻せる。お互いウィンウィンの関係だと思うのですが」

このままでは餓死するのを待つばかりのマーヤに選択の余地などなく、まずは自分が生きて行く為に諏訪部の取引を受けることに。しかし食材を購入するには、金銭が必要となる。お人好しな諏訪部は、またしてもマーヤに提案。

「それなら出世払いということで。まずはあなたが健康になって収入を得るまでの間、それまでの費用はこちらで立て替えておきましょう!(涙目)」

ここからマーヤと諏訪部による、チキュウ産異世界料理店『ボナペティ食堂』が開業される。

*小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しています*
*不定期更新になります*
*この作品は、書籍化やコミカライズの打診をまだ受けていません。ご縁があれば、お待ちしています!*
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創意工夫ありし者2024-09-11 07:28ネオ・デビュー2024-08-27 22:01作者のひとりごと2024-08-27 22:01
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つけとレビュー
プライベートと戦いながら小説を書いています。
主にファンタジー世界を中心で、雑食気味に気の向くままに書きなぐっております。
私の「好き」が誰かに刺さればいいなと思っています。
よろしくお願いします。
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