連載中·最近更新:第24話 VIP(三)·2024年08月22日 17:35
73人気·0レビュー·306,127文字
最初から読むブックマーク応援する
あらすじ
詳細
 その日を境に、人類は滅亡の危機に瀕した。

 数多の国がそれぞれの文化を持ち生活を送っていたが、魔興歴四七〇年に突如として世界中に魔物が大量に溢れ、人々は魔法や武器を用いて奮戦するも、対応しきれずに生活圏を追われることとなった。

 そんな中、ある国が王都を囲っていた壁を利用し、避難して来た自国の民や他国の民と国籍や人種を問わず等しく受け入れ、共に力を合わせて壁内に立て籠ることで安定した生活圏を確保することに成功した。

 魔法師と非魔法師が共存して少しずつ生活圏を広げ、円形に四重の壁を築き、壁内で安定した暮らしを送れるに至った魔興歴一二五五年現在、ウェスペルシュタイン国で生活する一人の少年が、国内に十二校設置されている魔法技能師――魔法師の正式名称――の養成を目的に設立された国立魔法教育高等学校の内の一校であるランチェスター学園に入学する。
閉じる
応援チケット
作品アチーブメント
創意工夫ありし者2024-08-22 17:35ネオ・デビュー2024-08-08 17:35作者のひとりごと2024-08-08 17:35
コミュニティ (0)
目次 (141)
しおり
つけとレビュー
雅鳳飛恋です。
小説を読んだり書いたりしています。
みなさんに楽しんで頂ける作品を書きたいと思っております。
よろしくお願い致します。

HJテーマ別長編小説コンテスト 佳作
閉じる
フォロー
他の作品
君の痴態が忘れられないんだ。現役高校生ライトノベル作家の黛実親は、幼馴染に用があり映画研究部の部室へ赴くが、その場で衝撃的な光景を目撃してしまい呆然と立ち竦む。 なんと視線の先では、学園のアイドルの一人に数えられている同級生の久世紫苑が自慰に耽っていたのだ。 一番恥ずかしい姿を目撃されてしまった紫苑は、表情を変えることなく魅入られている実親に声を掛ける。 問い掛けに対して実親が「何故そんなことを……?」と尋ねると、彼女は「その方が背徳感があって興奮するから?」と答えた。 これが二人の出会いだった。 幻想的とも思える耽美な情景が脳裏に焼き付いてしまった実親は悶々としながら帰路に着く。 そして父と夕食を共にしていると、彼の口から再婚話を聞かされる。 詳しく話を聞くと再婚相手の女性には娘が二人いると判明。 しかも一人は実親と同い年らしい。 実親は同い年の女子という単語に、学校で衝撃的な出会いを果たした紫苑の顔が脳裏に浮かび余計に悶々としてしまう。 そして脳裏に焼き付いた痴態に苛まれながら過ごすこと五日。 遂に相手の家族と対面する日がやってきた。 するとそこいたのは―― これは辛い過去を抱えた少年と、家庭環境の所為で苦労している少女を中心に紡がれる物語である。
ファンリスト