連載中·新着更新:第22話 覚めた夢·2024年12月07日 19:00
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あらすじ
詳細
炎の断罪者は、今日も神に背きし罪人たちを裁く。
かつて四大天使とされた聖ウリエル。人間たちの魔女裁判に巻き込まれ、背中に「堕天の烙印」を押されたウリエルは、元々の能力を活かして煉獄で処刑人をやっていた。
ウリエルが天界ではなく煉獄で過ごすのは、様々な理由がある。一つに処刑人としての適正。「堕天の烙印」を押されたことによる変化。そしてウリエルとミカエル、堕天使ルシファーしか知らないウリエルの犯した罪。
ありとあらゆる業がやがてウリエルを悪魔と天使たちの戦いへと誘っていく。
渦巻く思惑、予期せぬ再会。

「早く俺の元へ堕ちて来い、ウリエル」

人により落とされた天使の宿命と贖罪の物語。

本作品では宗教用語が多数出てきますが、作者は無宗教者であり、主な登場人物の引用元となるであろうユダヤ教、キリスト教などへの造詣は深くありません。聖書などと内容が異なることについての問い合わせは受け付けておりません。聖書などに出てくる用語を使った別世界の物語と捉えていただけると幸いです。
差別表現やグロテスクな表現が多いですので、苦手な方はブラウザバック願います。
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創意工夫ありし者2024-12-07 19:00ネオ・デビュー2024-07-26 19:00作者のひとりごと
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ダークな作品を書くのが好きです。小説書いて20年超え。閉じる
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氷の剣士は炎の勇者に立ち向かう生命を育み育てる生命の神を奉るセカイ、セフィロート。
このセカイは幾度もの災厄を[ダート]という魔法の概念から外れた特殊能力を持つ者たちにより救われてきた。
影年一九九五年、セカイは生命の神の対抗神闇の女神ディーヴァを奉る魔王ノワールの下に決起した魔物や魔族によって、セカイ侵攻が行われ、十あるうちの六都市を魔王軍に占拠されるという危機に陥っていた。
こんなセカイにもたらされたダートの持ち主は二人。炎を自在に操るダートの持ち主のリヴァル。氷を自在に操るダートの持ち主のリアン。
けれど、とある出来事をきっかけに、勇者として育てられていたリアンは森へ逃げ、迷子になっていたところを魔王四天王の一人にして、森の守護者であるアミドソルに助けられる。
敵ということよりも助けてくれて、たった一つの望みを叶えてくれたソルに深い恩義を感じたリアンは、ソルへの恩返しにソルの森の守護者としての役目を手伝うことに。
けれど、魔王四天王と結託するリアンをもう一人の勇者リヴァルが許すわけもなく……



「僕はただ、僕を僕のままで受け入れてくれた人を、場所を、守りたいだけなんだ」



そんなリアンの純粋な思いをリヴァルは否定しようとする。
リアンが敵でも味方でもないなんて、理解できなかったから。

普通の物語でなら、主人公の好敵手となるような人物の視点から描いた切ないすれ違い。
心を研ぎ澄まして、静かに——
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