完結·最近更新:第7話·2024年07月20日 17:21
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あらすじ
詳細
月明かりの下で、今も、君を想う。

かつて、わたしは恋をしていた。
今でも忘れられない恋だった。

とあるお屋敷に住む異なる世界からやってきたと言われている女性ーー「かぐや姫」に。

ある時、そんな「かぐや姫」が病に侵されている事を知った。
「かぐや姫」を助ける為には、とある山にしか咲いていないと噂されている、白い光を放つ特別な花ーー月下美人の花が必要だと。

わたしは「かぐや姫」を助ける為に、その山に入って行ったのだったーー。

そうして、わたしは月下美人の花言葉通りの、一夜だけ咲いて萎んでしまう恋ーー「儚い恋」を経験する事になるのだった。


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月下美人自体は、実在しています。
これは、そんな月下美人の花言葉にまつわるお話です。
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ネオ・デビュー2024-07-20 17:21創意工夫ありし者作者のひとりごと
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アリサ・リリーベル・シュタルクヘルトは死んだ長きに渡り戦争が続く二つの国。 身分社会の王政国家・ペルフェクト王国。 国民の代表たる議員によって成り立つ議会制の国・シュタルクヘルト共和国。 ペルフェクト王国軍の少将・オルキデア・アシャ・ラナンキュラスは、上官の命令で、自軍が破壊した敵国・シュタルクヘルト共和国の軍事施設と軍事医療施設跡にいた。 目的はこの地で捕虜となっていた自軍の兵士を解放することだった。 けれども捕虜となっていた自軍の兵士は、既に移送されており、残っていたのは医療施設で治療を受けていたシュタルクヘルト共和国軍の兵士と関係者ーーの死体だった。 そんな中、オルキデアは唯一の生存者を見つける。 菫色の瞳と藤色の髪を持った女性だったが、襲撃時の怪我とショックから記憶を失っていた。 そんな女性に「アリーシャ」と名付けて捕虜としたオルキデアだったが、とある事件に巻き込まれたのをきっかけにアリーシャに興味を持つ。 けれどもアリーシャは敵国の娘、オルキデアの好きには出来ない。 それならせめてアリーシャを国に帰そうとするが、頑なに帰りたがらず、とうとう部屋に引きこもってしまったのだった。 どうにかしてアリーシャを説得出来ないかと悩んでいたオルキデアの元に、突然、疎遠になっている母親が、縁組の話を持ってやって来たのだった。 「なあ、俺の妻と恋人、どっちがいい?」 縁組を回避するためにオルキデアが提案したのは、この国でのアリーシャの生活と引き換えにした「契約結婚」。 縁組の話と同時期に記憶を取り戻したアリーシャには、どうしても国に帰りたくない理由があるようだったーー。 一方シュタルクヘルト共和国では、襲撃の際にその場に居合わせていた、とある女性が行方不明となっていた。 その女性の名前は、アリサ・リリーベル・シュタルクヘルト。 今は廃止されたシュタルクヘルト共和国の王族の血を引く女性であったーー。 縁組回避から始まる契約結婚、そしてーー真実の愛。 これは「愛」を知る物語。 王道ファンタジー風の恋愛物語。 ロマンスファンタジーが好きな貴方へ。 ※ゆっくり更新します。 ※他サイトにも掲載中
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