連載中·最近更新:遺伝子変異·2024年11月20日 19:00
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あらすじ
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 鼻腔をつく血と死臭の臭い、道端に転がる腐りかけた死体の臭い。

 死体を見ない日は無い、銃声を聞かない日は無い、薬を使ってラリっている人間を見ない日は勿論在る筈が無い。

 死を纏った生を享受し、力なき者は強者に全てを奪われる。そんな事は稚児ですら理解している法則であり、街に蔓延する慢性的な先天性の病のようなモノ。

 例え路地裏にバラされた死体があったとしても、奇怪な造形を模した野犬や野鳥が捨てられた赤子を啄ばんでいても、それらは当たり前の光景だ。驚嘆にすら値しない日常的なもの。

 この街は最低最悪で。

 この街は誰もが罪を背負って生きている。

 誰もが生きていたいが故に―——罪と罰に生きている。


 命の意味を探り、運命を手繰るサイバーパンク・ディストピア。
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創意工夫ありし者2024-11-20 19:10ネオ・デビュー2024-07-09 20:54作者のひとりごと
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会社員兼趣味で執筆活動をしています!
基本的に暗い話や、ダーク系の話ばかりになると思いますが、それでも最後にはハッピーエンドで終わらせられるよう書き続けたいと思っています!
以前書いていた物語も転載していくので、宜しくお願いします!
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