作家インタビュー:水瓶シロン——しっかりと責任を感じて、価値ある作品を書き上げるよう努力しいるネオページ編集部2024年09月09日

すでに作家としてスタートを切っている方々に、作家生活についてのさまざまなお話を聞く「ネオページ・インタビュー」。
今回は、しっかりと責任を感じて、価値ある作品を書き上げるよう努力しいる「水瓶シロン」さんにお話を伺いました。


——まず、自己紹介をお願い致します。

水瓶シロン 初めましての人は初めまして!既にお知り合いの方はこんにちはっ!どうも、水瓶シロンです!

主に『カクヨム』『小説家になろう』にてファンタジーやラブコメを、また新人賞にも応募したりして活動していますが、この度ネオページ様にお声掛けいただいて、こちらの方でもお世話になることになりました!

どうぞよろしくお願いします!!


——執筆活動で影響を受けた作家や作品はありますか?小説家を目指したきっかけは何ですか?

水瓶シロン ボクが小説家を目指すきっかけを作った作品は、羊太郎先生の『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』です!

高校生になってからアニメやラノベと言ったコンテンツに触れ始め、ロクアカはボクが自分のお金で初めて購入した作品です!(当時刊行していた全巻まとめ買い)


——これまでにどれくらいの作品を書かれましたか?特におすすめの作品とその理由を教えてください。

水瓶シロン 新人賞用、ウェブ用、長編短編合わせて五十作品弱を書いたかなと思います。

おすすめの作品はいくつかありますが、ウェブに投稿していて皆様にお読みいただけるものですと『【悲報】美少女にTS転生して愛され系ダンジョン探索配信者デビューしたつもりが、何故か危ないヤツ認定された件』でしょうか。これまで投稿した作品で一番高い評価を得た作品になります!


——作品の魅力を表現するために、通常どのような技法や要素を取り入れていますか?

水瓶シロン 新人賞とウェブのどちらも書いている身からすると、双方異なる意識で書く必要があると考えています。

新人賞はやはり書籍と同様、一定の水準の文章力が求められると思います。

ですが、ウェブ小説はとにかく読みやすさ重視。あたかも漫画をスラスラ読み進めていくかのように、読者へ供給する情報力が過多にならないよう気を付けています。

やはり作家の性と言いますが……どうしても文章を凝りたくなってきますが、果たしてそれは読者が求めているものなのだろうかと、考えることが大切だと思います!


——今回の連載新作で、読者に特に注目してほしい点は何ですか?

水瓶シロン この度ネオページ様にて連載させていただく『腹黒御曹司の世話係』は、これまで男子から見る可愛いヒロインを描く機会が多かったボクが初めて挑戦する、女性主人公のラブコメになります。

そのため、常に「女性は男性のどういうところにキュンとするんだろう?」「好きな男性に何を求める?」を考えながら書いています。

作品のテーマは『からかい合い』。主従関係のヒロインとヒーローが互いにちょっかいを出し合っては恥ずかしがって……という「お前ら早く付き合っちゃえよ!」と思わずにはいられない物語を、ぜひお楽しみください!


——初期に「ネオページ」とやり取りをしていた際、どのように感じていましたか?

水瓶シロン 既に「ウェブ小説投稿サイトと言えば?」と聞かれればすぐに三つか四つ名前が出てくる中で、新たに立ち上がったネオページ様がどう戦っていくのか……というワクワク感のようなものを感じていました。


——「ネオページ」と契約する決め手となったものは何ですか?

水瓶シロン やはり直接お声掛けいただいたことが大きかったです。

既に大手サイトがあるこの創作界隈の中現れた新設サイト。盛り上げていくのはそう簡単なことではないでしょうが、ボクが作品を投稿することによって微力ながらそのお手伝いが出来れば嬉しいなと思っています!


——契約した現在、「ネオページ」との契約の形についてどう評価していますか?もし以前に不安に感じていた点があれば、現在はどのように感じていますか?

水瓶シロン 不安は特にありません。小説を投稿してそのリワードを獲得する仕組みはもう広く知られていますが、投稿サイトと直接契約を結ぶ形はあまりないんじゃないかなと、新鮮に感じました。


——執筆中に直面する主な悩みや課題は何ですか?逆に、最も楽しいと感じる瞬間はいつですか?

水瓶シロン 創作にあたって悩みは語り尽くせないほどありますが、結局は「どうやったら面白い作品が書けるんだ」という根本的な部分に帰着するんですよね。

昨日は面白いと思ってプロットを組んだアイディアが、今日改めて見てみると何故かそこまでの魅力を感じない……というのは、日常茶飯事です。

ですが、それを乗り越えて投稿した作品に寄せられる読者様方からのコメントや評価が良いものだと、これ以上ない喜びですね~!


——「ネオページ」からどのような支援を期待していますか?現在、「ネオページ」の編集者との交流で感じていることは何ですか?

水瓶シロン こうして契約の機会を頂けている時点で、支援というところに関しては充分なのかなと思っております。

編集者さんも、何かわからないことや困りごとが出たときはいつも助けてくださいますし、そういう意味でも支援は整っていると思います!


——一日のうち、どれくらいの時間を執筆に割いていますか?「ネオページ」の契約作家になってから、日常生活と執筆活動のバランスはどのように取っていますか?

水瓶シロン 創作活動以外の部分で少々忙しい生活をしているので、その合間の時間を活用して執筆しています。基本は夜間になりますかね。

作品のアイディアは移動時やふとした時間を活用して考え、思い付いてから形のあるプロットに書き出すという感じです。


——周囲に執筆活動を支えてくれる、または応援してくれる人はいますか?応援してくれるファンに向けてどのような言葉を贈りたいですか?

水瓶シロン 家族や友人などは、ボクが創作活動をしていることを知っています。

新人賞で良い結果を出したり、ウェブのランキングで目立つところに登ったときなどは「おめでとう!」と言ってくれます!


——今後どのような作品に挑戦したいと考えていますか?

水瓶シロン ジャンルとしてはやはりファンタジーとラブコメというところを変えるつもりはありません。

ただ、その内容として、多くのキャラクターが登場し皆がそれぞれ意思をもってきちんと“生きている”作品を書いてみたいです。

どうしても多くのキャラを登場させると管理が大変になるのですが……逆に、それが出来るようになれば、作家としてレベルアップ出来たということなので!


——小説家としての活動で達成したい目標は何ですか?今回の契約がどのような影響を与えたと思いますか?

水瓶シロン やはり、まずは書籍化を果たしたいですね!

そこがスタートラインかなと思っています。

そして、今回契約をして作品を書かせていただけたことは非常に価値ある経験になっています。

妙な言い方ですが、基本小説を書いてウェブに投稿するのは作者の自由です。自分の価値観のオンパレードでも構成グチャグチャでも結局飽きてエタらせるも自由です。

ですが、契約を結んで書く以上それはお仕事です。

しっかりと責任を感じて、価値ある作品を書き上げるよう努力します。

この経験は、将来書籍化して商業デビューを果たしたときに必ず役立つと信じています。


——「ネオページ」の今後の発展に対してどのような期待を抱いていますか?

水瓶シロン 既に小説投稿サイトはいくつもあります。

作者はやはりそれぞれのサイトの特色を見比べて、自分に合った場所で投稿するので、「ネオページと言ったらコレが魅力だよね!」という部分をどんどん伸ばして、創作界隈を盛り上げていって欲しいです!!



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